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 彼氏を追跡することができるというスマートフォンのアプリ「カレログ」。2011年8月29日の公開から間もなくインターネットで大きな話題を呼んだ。一部では、カレログに疑問を呈する意見も出ていおり、こうした声を反映してか、カレログがインストールされているかどうかを判別する「対策アプリ」までリリースされた。

 カレログとは、公式サイトによると「(彼氏のスマートフォンに)インストールしておけば、彼氏の現在のGPS位置情報を常にチェックすることが可能」というサービスだ。また、居場所だけでなく、「電源が切れちゃった(から連絡できなかった)」と言い訳されないように「バッテリー残量もわかる」という。さらに、プラチナ会員(有料)になると、「彼氏の携帯電話の通話記録まで、リアルタイムに入手可能」や「インストールしたアプリも丸わかり」といったオプションも付く。「サービス利用はバックグランド操作で行うから、どのタイミングで情報取得しているかは彼氏の端末では一切わかりません」という徹底ぶりだ。

 ツイッターでは、カレログに対して「ぜったいイヤだ」「これは本当に安全なの?」などの否定的な反応をする人が多くみられる。その一方で「おもしろい」「カレログを入れてくれる彼女がほしい」といった肯定的な意見もある。情報セキュリティの専門家でもある高木浩光氏が自身のツイッターで違法性も指摘するほどにまで議論は広がり、まさに賛否両論だ。

 こうした声に応えてか、別の開発者から「カレログチェッカー」なるカレログの「対策アプリ」も公開された。これはスマートフォンに「充電ケーブルを接続したときにその時点でインストールされているアプリケーションを検索しカレログのパッケージ名に一致するものが見つかったら警告を表示」するもので、ツイッターでは「カレログよりもカレログチェッカーのほうがダウンロードされるのでは」という声が出ている。

◇関連サイト
・カレログ - 公式サイト
http://karelog.jp/
・カレログチェッカー - 公式サイト
https://market.android.com/details?id=be.watana.karelogchecker
・高木浩光 - ツイッター
http://twitter.com/HiromitsuTakagi

(森田将人)

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