2011年8月30日に衆参両院で行われた首相選挙で、第95首相に選出された民主党野田佳彦代表。翌31日、野田首相は、党幹事長に小沢一郎元代表と近い輿石東参院議員会長を据え、挙党態勢で党運営を図っていく考えを党内外に示した。閣僚人事も調整が続いており、今後、野田首相がどのようなリーダーシップを発揮して政権運営を図っていくかに注が集まっている。

 野田氏は代表選に出表明した26日の会見で、自らのリーダーシップ論について、「"自分についてこい"(という考え)ではない」とした上で、「現地現場のをよく聴きながらそのを政策に反映し、責任を持って実行していくというのがモットー」とった。

 一方で、「よく政治家というとメッセージを発信することばかり心がける」とり、こうした潮を批判。「今はより民のを聞くこと、聴、真剣に聴くこと。それを踏まえて政治を動かしていくことが大事だ」と述べ、野田氏自身のリーダーシップ哲学の一端を披露した。

 民主党代表選中、時折ジョークを交えながら演説した野田氏。自らを泥臭い「ドジョウ」に例え会場の笑いを誘うなど、他の4人の補者にはなかった一面を見せた。その一方で「支持率はすぐには上がらないと思う」と発言、ちゃっかり予防線をるしたたかさも見せる。

 しかしながら民にとっては、菅直人首相に対する不信感が高かったこともあり、松下政経塾出身で初となる野田首相の「リーダーシップ」がどのようなものか大きな関心事となっている。

 新代表就任直後の29日に行なわれた会見では、「復旧・復に向けた作業を加速化する」と明言。早急被災地入りし、福島県をはじめとする被災自治体や被災者と意見交換をする意向を表明し、野田氏の言う「リーダーシップ」を々に発揮する構えだ。

■26日の野田佳彦氏とニコニコ動画記者七尾功)とのやりとり

七尾記者: 冒頭、取り組まなければならない課題や党についてのお話がございました。一方で、今回の選挙は 日程上、どうしてもサポーターはもちろんですが、民がおきざりになっております。代表、そして総理になったあかつきには民そして被災者に対してどのような総理像を見せていくお考えか、大臣の考えるリーダーシップについておきかせください。

野田佳彦 民主党代表: 私のリーダーシップはですね、自分についてこい、というところではなくてむしろ現地現場のを膝突き合わせてよくお聴きをしながら、そしてそのを政策に反映をしていく。そして責任を持って実行していくというのが私のモットーでございます。

 すなわち被災地の皆さんの気持ちに寄り添うだけではなくて、様々なお言葉を受け止めながらそれを政策実現する。被災地の問題だけではなくて民生活万般、基本姿勢は丁寧に向き合っていくことではないかというふうに思います。

 よく政治家というとメッセージを発信することばかり心がけます。それも大事です。説明責任は大事だと思います。でも今はより民のを聞くこと、聴、真剣に聴くこと。それを踏まえて政治を動かしていくことが大事ではないかと思っています。

■就任会見での野田氏とニコニコ動画記者七尾功)とのやりとり

七尾記者: 被災者の方々は今、テレビラジオネットを通じて野田新代表がどういう対応をされるのか注していらっしゃると思います。今、被災地の方々におをかけられるとすればどんな言葉になるでしょうか。

野田佳彦 民主党代表: 復旧・復に向けて、これまでも政権の下で努をしてまいりました。やるべき課題はいろいろあります。その(復旧・復に向けた)作業を加速化していくということ。そして被災地皆様の様々なを踏まえてしっかりと政府として対応していきたいというふうに思います。

 私も早急に現地の知事さんはじめ、あるいは被災地の皆さんをはじめあらためてご挨拶に行きながら、そうした意見交換を早急にさせていただきたいと思います。

関連サイト
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http://live.nicovideo.jp/watch/lv61556200?po=news&ref=news#30:50
・[ニコニコ生放送] 七尾記者の質問部分(就任会見)から視聴 - 会員登録が必要
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七尾功

第95代首相に選出された野田民主党代表