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中国ではザリガニ料理が有名だが、特にこの時期は旬ということもあり、市場には多くのザリガニが出回っている。そんな中国で先日、“ザリガニ料理ファン”を震撼させる出来事が起きた。ザリガニのハサミで指をケガした女性が3日後に亡くなってしまったのだ。

中国紙揚子晩報などが5月22日に報じたところによると、亡くなったのは浙江省杭州市内の病院に入院していた70歳の叶さん。叶さんは湖州市の病院から緊急転院して治療にあたっていたが、改善の兆しは見られず。そのまま息を引き取ったという。

今回メディアに報じられて中国人の関心を引いたのは、叶さんがザリガニのハサミに指を切られたことが直接の死亡原因となったことだ。叶さんは先日、市場で料理用にザリガニを購入したが、洗浄している最中に指をケガし、その後体調が悪化。ケガをした指は赤く腫れ上がり、翌日には高熱を出して昏睡状態に陥り、緊急入院となったのだという。

叶さんの治療に当たった主任医師の話では、叶さんが死亡した原因は恐らく細菌の感染とのこと。ザリガニは汚水で生活するその習性から多くの菌を保持しており、ハサミで切られた際に傷口から感染、大量繁殖しながら血液を通じて身体中の臓器に至り、機能に支障を来すようになったようだ。

ちなみに医師は、普通の人であれば、叶さんのように最悪の事態には至らなかったであろうとも述べている。叶さんはもともと心臓病や高血圧、肝臓の病気などに悩まされており、免疫力が落ちていたことが災いしたようだ。また、細菌が多く付着しているザリガニだが、ザリガニ自体は無毒であり、きちんと洗浄して煮込んで食べればまったく問題ないとしている。
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