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 ニコニコ生放送では、芸能人や著名人、政治家など様々な人が登場する「公式生放送」が配信されている。ところで、「自分でも生放送をやってみたい!」と思う人も多いのではないだろうか。そんな夢を気軽に叶えられるのが、プレミアム会員の特権「ユーザー生放送」だ。

 ユーザー生放送はプレミアム会員なら誰でも放送できるサービス。公式生放送とはうって変わって、高校生が日常生活を語る雑談から、海外の放浪放送まで、ニコニコユーザーが様々な放送を行っている。生放送で人気を得て、ニコニコ大会議や運営放送に活躍するユーザーも登場しはじめている。

 そんなニコニコ生放送、始めるのに必要なのはパソコン&Webカメラの1台だけだ。今回はwebカメラの選びかたについてお届けする。
 
 
●1.Webカメラでユーザー生放送をはじめよう

ユーザー生放送に必要なWebカメラは、安いものは2,000円台から購入できる。接続もパソコンのUSB端子に繋げるだけと簡単だ。Webカメラはカメラとマイクの両方を内蔵しているので、1台あれば顔出しの生放送も、カメラを使わない雑談放送のどちらも簡単に放送できる。

生放送以外にもSkypeやニコニコ動画向けの動画撮影などにも使えるので、パソコンを持っているならとりあえず一台購入しておいて損のないアイテムだ。

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●2.2,000円台のWebカメラの実力とは?

 Webカメラはパソコンショップや大手の家電量販店、Amazonなどのインターネットショップで購入できる。価格帯は2,000円台~9,000円台と幅があり、ロジクールやマイクロソフト、バッファローコクヨサプライ、エレコム、サンワサプライなどいくつかのメーカーから様々な製品が販売されている。

 とりあえず安いWebカメラを購入するなら、2,000円台で購入できる画素数が100万画素以上の製品がオススメだ。高価格帯のものと比べると映像のキレはやや劣るが、生放送には十分な画質で撮影できる。実際、この価格帯のロジクール「HD Webcam C270」を試してみたが、柔らかい照明を用意することで、高価格帯のWebカメラに近い画質で放送できた。

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●3 凝った生放送はハイエンドのWebカメラで!

 5,000円以上するような高価格帯の製品は、撮影対象が近距離でも遠距離でも、オートフォーカス機能によりキレのある映像を撮影できるのが特徴だ。屋外や車載放送など、Webカメラを様々な場所へ持ち出して使うことを考えているなら、最初からこのクラスの製品を購入しよう。

高価格帯Webカメラの選び方だが、画素数の多さはあまり画質に影響しない。それよりも、レンズの良さや色合いを安定させる映像処理機能の方が重要だ。ロジクールの「Webcam Pro 9000」は6,000円前後とやや高額だが、撮影できる範囲(画角)が広く、映像の色合いが安定しているなど、使いやすさと画質の良さからニコニコ生放送の人気放送主(放送者)の間でも評価が高い。

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●4.画角=撮影範囲の大きいWebカメラを選ぼう

Webカメラを選択する際に重要な指標として、カメラの撮影範囲を示す「画角」がある。低価格帯の製品は画角50度辺りと撮影範囲が狭く、顔とWebカメラとの距離が近くなりがちなノートパソコンでは顔が極端なアップになりやすく使いづらい。このため、Webカメラを購入する際はなるべく画角が広いものを選びたい。だが、この数値を公表しているメーカーは少ないので選びづらいのが現状だ。

筆者がWebカメラをいくつか調べた限り、ロジクールの低価格モデル「HD Webcam C270」は画角60度と、下記の画像左側のようにノートパソコンではギリギリ使えるレベル、デスクトップパソコンなら適度な画角だった。マイクロソフトの「LifeCam HD-5000」は数値を公表していないが、画角70度前後とノートパソコンでもデスクトップパソコンでも使いやすい。ロジクールの高価格帯モデル「Webcam Pro 9000」と「HD Pro Webcam C910」は下記の画像右側のように画角78度と広い範囲を撮影でき、複数人で一緒にカメラに映ったり、屋外で撮影するさいにも便利だ。もし、大手量販店などの店頭でWebカメラのデモ展示が行われているなら、撮影範囲の広さをチェックしてみるといいだろう。

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●5 ニコニコ生放送の解説書「ニコニコ生放送ポケットガイド」

 ここまでWebカメラの購入から選び方について紹介したが、書籍「ニコニコ生放送ポケットガイド」(毎日コミュニケーションズ 価格1,280円)では、ユーザー生放送の始め方から、歌ってみたや演奏してみたなど人気生放送の方法、デスクトップキャプチャーや高画質配信ツールFME(FMLE)など人気ツールの使い方まで、より詳しく紹介している。これからユーザー生放送を始める初心者から、凝った生放送に挑戦したい中級者以上の人にお薦めの一冊だ。現在、書店やAmazonなどのネットショップで販売中。

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島徹

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