世界中でヒットした『PlayStation』の後継機として、2000年に発売された『PlayStation2』。グラフィックの大幅な進化だけでなく、DVDが再生できることも注目されて大ヒット。世界で1億5,000万台も出荷されました。専用ソフトも数え切れないほど多く発売されましたが、そのためか「面白いけど知名度が低い作品」も少なくありません。そこで今回は、『PlayStation2』の「隠れた名作」たちを紹介します。

■一度はプレーしてみるべき名作たち!

●『ヴィーナス&ブレイブス~魔女と女神と滅びの予言~』(ナムコ)※現:バンダイナムコゲームス
2003年に発売されたシミュレーションRPGです。プレーヤーは「不老不死」の主人公が率いる騎士団を操作し、100年にもわたる魔物との戦いを繰り広げます。壮大なストーリーや、4×3マスのフィールドに配置した仲間をローテーションさせて戦う、独特の戦闘システムが評価されました。作中に登場した「大事なのは間合い、そして退かぬ心だ」は多くのプレーヤーが覚えている至極の名言です。前作の『7~モールモースの騎兵隊~』も隠れた名作。

●『ダーククラウド』(SCE)
2000年に発売された、SCEが『PlayStation2』で最初にリリースしたRPG。『レイトン教授』シリーズや『妖怪ウォッチ』で有名な『レベルファイブ』が初めて制作したコンシューマーソフトです。ゲームはダンジョンを探索するアクションパートと、手に入れたジオラマを配置して街を作るパートに分かれています。街作りや武器強化など、コツコツとした作業が苦にならない人にとってはやり込める良作です。

●『ポンコツ浪漫大活劇バンピートロット』(アイレム)
2005年に発売されたアクションアドベンチャーゲームです。トロットビークルという二足歩行のロボットが活躍する世界が舞台となっており、プレーヤーは街の人々の依頼をこなしながらストーリーを進めます。フィールドを自由に探索したり、選択肢によっては悪人としての道を歩むことができるなど高い自由度が特徴でした。いわゆるオープンワールド風のゲームが好きな人にオススメです。

●『RING of RED』(コナミ)
2000年に発売されたターン制のシミュレーションRPG。太平洋戦争後に南北に分断された架空の日本を舞台にした作品です。プレーヤーは歩行式戦車という兵器が組み込まれた部隊を操作し、戦車と歩兵の両方に指示を出しながら戦います。戦車の照準操作や砲撃のタイミングも自分で操作するなど、プレーヤーの介入要素が多いのも特徴です。独特の世界観や硬派なストーリーが評価され、今でも続編の制作を望む声がある作品です。

●『ギガンティックドライブ』(エニックス)※現:スクウェア・エニックス
2002年発売のロボットアクションゲーム。「巨大なロボットを操り敵の巨大兵器と戦う」という定番のストーリー。しかし、ロボットの四肢それぞれにボタンが割り振られた独特の操作性や、全てが破壊可能な街並みの作り込みが評価されました。ロボットは遠隔操作で、操縦者の主人公からみた客観的な視点がゲーム画面になるため、位置も調整しないといけない点も独特でした。意図的に建物を壊したりするプレーも楽しめます(笑)。

●『大神』(カプコン)
2006年に発売されたアドベンチャーゲームです。日本の神話の時代を舞台にしており、グラフィックが水墨画・日本画風の3DCGで描かれているのが特徴です。プレーヤーは大神という狼の姿の神様を操り、「筆しらべ」という特殊能力を駆使してゲームを進めます。ストーリー、グラフィック、音楽、全てが非常に高いレベルの作品です。PlayStation2版もいいのですが、PlayStation3をお持ちの方はよりグラフィックが進化したHDリマスター版をプレーするのもいいでしょう。

●『ANUBIS ZONE OF THE ENDERS』(コナミ)
2003年に発売された、ロボットを操作して戦うアクションゲームです。オービタルフレームというロボットを操作して戦うのですが、とにかくスピード感と爽快感が高いのが特徴。アクションゲームだけに操作はそこまで簡単ではありませんが、初心者でもスピード感のある戦闘が行えます。また、搭乗するロボットがどれもかっこいいのも魅力です。中でも可変型ロボットの「ビックバイパー」については、ニヤリとしてしまうコナミ好きの人も多いはず。

●『スカイガンナー』(SCE)
2001年に発売されたシューティングゲームです。船舶や自動車よりも飛行機技術が発達し、誰もが簡単に空を飛べる世界が舞台。その世界に即したように、ゲームの操作性もライトなものになっています。よくあるフライトシミュレーターと比べると、手軽な操作で空の戦いを楽しむことができます。ヒットしたゲームではありませんが、プレーしたユーザーの誰もが好印象を持ったゲームだったのではないでしょうか。

以上、8本の「隠れた名作」を紹介しました。大ヒットしたゲームたちではありませんが、今でも根強いファンがいるゲームばかりです。中には携帯ゲーム機に移植されている作品もあるので、興味があればぜひ一度プレーしてみてください!

(中田ボンベ@dcp)


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