「納得いかない」世の中の風潮1位「ずっと真面目な人より不良から更生した人の方が賞賛される」
マイナビウーマン

世の中でまかり通っている風潮について、「これってオカシクないか?」と感じるものが一つや二つはあるのではないでしょうか? とくに大多数の人が賛成していることに対して、疑問や不満を抱くこともあると思います。

そんな「納得いかない」世の中の風潮について、503名の読者に尋ねてみました。

【世の中の「理不尽なこと」は何%くらい?1位「41~50%」】

Q.「納得いかない」世の中の風潮を教えてください(複数回答)
1位 ずっと一貫して真面目な人より、不良から更生した人の方が賞賛される 37.6%
2位 学校で、普段教室の掃除をサボってる生徒がたまに掃除すると褒められる一方、普段きちんと掃除をしてる生徒がたまにサボるとかなり問題視される 28.4%
3位 「B型」だとちょっと残念に思われる 25.2%
4位 動物好きというだけでいい人に思われ、逆に動物が苦手だと冷たい人にみられる 13.1%
5位 高学歴やイケメン・美女がそのことについて褒められたとき、認めれば「鼻持ちならない」となり、否定すれば「自覚してるくせに心にもない謙遜するな!」となって、どう返答しても突っかかられる 10.9%

■ずっと一貫して真面目な人より、不良から更生した人の方が賞賛される
・「(不良から更生は)マイナスからゼロになっただけなのにプラスに感じてしまうのはずるい」(28歳女性/学校・教育関連/販売職・サービス系)
・「ずっと真面目にやってても、褒められたこともなく、特に『真面目にやってて良かった』と報われた感もない」(25歳男性/団体・公益法人・官公庁/技術職)
・「テレビ、書籍等でもヤンキー更生物語は定番。売れるのかなあ」(44歳男性/情報・IT/クリエイティブ職)

■学校で、普段教室の掃除をサボってる生徒がたまに掃除すると褒められる一方、普段きちんと掃除をしてる生徒がたまにサボるとかなり問題視される
・「たまにはサボったっていいじゃん、と思ってる。けど、すごく怒られて切れたことのある元優等生です」(29歳女性/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)
・「自分が真面目の塊、いかにもな『模範生徒』であったので、ちょっと普通のことをしただけでほめられる奴らがいやでした。むしろ、それをほめる先生もおかしくね? と」(26歳女性/商社・卸/事務系専門職)
・「実際にちょっと不良っぽい子が掃除をしたり宿題をやってきたりすると褒める先生がいたが、『それ、普通のことだろ……』と子供ながらに白けていた気がする」(24歳女性/情報・IT/技術職)

■「B型」だとちょっと残念に思われる
・「自分はB型ではないが、血液型で人を判断する人はおかしいと思ってる」(35歳男性/情報・IT/技術職)
・「なんだか、変人だと決めつけられている」(27歳女性/学校・教育関連/専門職)
・「逆にA型って言うだけで、『きちんとしている』とみられているようで気分がいい」(31歳女性/医薬品・化粧品/技術職)

■動物好きというだけでいい人に思われ、逆に動物が苦手だと冷たい人にみられる
・「野良猫のフンに悩まされていて、猫よけの方法を考えていたら『あんなにかわいいのにひどい』と言われたことがある」(30歳女性/機械・精密機器/事務系専門職)
・「虫が嫌いなのはアリで動物が嫌いなのはナシという風潮はおかしいなと思います」(25歳女性/不動産/事務系専門職)
・「必ずしも『動物好き=いいひと』ではないと思う」(42歳男性/医療・福祉/専門職)

■高学歴やイケメン・美女がそのことについて褒められたとき、認めれば「鼻持ちならない」となり、否定すれば「自覚してるくせに心にもない謙遜するな!」となって、どう返答しても突っかかられる
・「自分が俗にいう高学歴だから、この手の話題を振られると逆に困ってしまう」(28歳女性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「本当にどうすればいいかわからない。学歴とかは努力して結果出してるのに、努力してない人に限ってケチをつけてくる」(26歳女性/学校・教育関連/技術職)
・「どちらにしても妬まれていることに変わりなく、何て反応しても無駄」(31歳女性/金融・証券/販売職・サービス系)

■番外編:オンナたちの「納得いかない!」エピソード
・朝の出勤ついでに通り道にある収集所にゴミを出す程度でも、すごく「よくできた夫」または「嫁の尻に敷かれている夫」と見られる「徒歩5秒のゴミ捨て場へのゴミ捨てだけで、姑が息子である夫を『家事を手伝う良く出来た夫』と思ってるのがむかつく」(23歳女性/人材派遣・人材紹介)
・朝の出勤ついでに通り道にある収集所にゴミを出す程度でも、すごく「よくできた夫」または「嫁の尻に敷かれている夫」と見られる「ゴミを出してるだけで、ほかの家事は全くしないのにと思う」(29歳女性/医療・福祉/専門職)
・父親が娘を溺愛するのは比較的微笑ましく見られるが、母親が息子を溺愛してると息子がマザコン扱いされたり、「子離れできていない」と言われたりする「息子がいますが、仲のいい友人達の子は娘ばかりで、私に『息子を甘やかしてる』とか、『子離れできてない』とか言います。

私から見ると、『あんたらの方が娘を甘やかし過ぎだよ!』と思いますがね」(56歳女性/小売店/販売職・サービス系)

●総評
1位は「一貫して真面目な人より、不良から更生した人の方が賞賛される」という問題でした。もちろん真面目な優等生タイプの中でも突出した秀才やエリートは賞賛されるでしょうが、多くの中間層、つまり”普通の人たち”の中では、「更生した元”不良”」の方が自分たちより評価され過ぎでは? という不満が大きいようです。

2位は「学校で、普段教室の掃除をサボってる生徒がたまに掃除すると褒められる一方、普段きちんと掃除をしてる生徒がたまにサボるとかなり問題視される」という風潮。学校の教師たちも、不良・ヤンキーの指導に神経を注ぐのにいっぱいで、放っておいても大丈夫そうな真面目な生徒の心のケアまで手が回らないというのが実情なんでしょうか。

また、5位の件に対する意見を見ていると、高学歴の人や学業成績優秀だった人が、そうでない人たちの集団の中では、いわば”逆差別”のような目に遭っている様子も垣間見えました。

こうしてみると、残念ながら今も世間には、さまざまな偏見や理不尽に感じることが満ちあふれていることがうかがえますね。

(文・OFFICE-SANGA 宇喜多あつし)

調査時期:2014年10月5日~2014年10月13日
調査対象:マイナビウーマン読者
調査数:男性169名、女性334名
調査方法:インターネットログイン式アンケート

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