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Q&Aサイトの発言小町に、こんな相談が寄せられていました。相談者のはなこさんは、国家資格を持った専門職の派遣社員として働いていました。派遣期間中に結婚しましたが、結婚相手の苗字が同じだったことから派遣先に届けませんでした。

そうこうするうちに、派遣先から「ウチの社員にならないか」と誘いを受けたはなこさんは、良い会社だと思っていたので入社することに決めました。正社員契約の際、実は結婚していたことを知らせると、会社から「きちんと知らせて」と強く注意されたそうです。

回答者は「潔く辞めて、他の人にポジションを渡すべき」

正社員に任用されて半年ほど経った頃、はなこさんの妊娠が発覚しました。まだ社員として働き始めたばかりなのに、現場を離れることを会社が許してくれるか不安があり、「せっかくの正社員の椅子を手放したくないが、辞めるしかない」と覚悟はしています。

その一方で、淡い期待もあります。会社は子育てに理解のある雰囲気で、他の女性社員は全員子持ち。みんな育休を取得しているので、「もしかしたら何とか対処してもらえるかもしれない」という考えも捨てきれません。そこで、このような相談を投稿しました。

「仕事を続けたいと、会社に相談してみてもよいと思いますか? 非常識でしょうか」

この相談には、「入社半年で産休・育休を取るなんて無責任だ」と、はなこさんに対して批判的な回答が寄せられました。

「周りは辞めてほしいと思っていますよ。迂闊すぎます。潔く辞めて、他の人にそのポジションを渡すべきです」(ぴーこさん) 「甘えすぎ。きちんと義務を果たしてきている社員と、あなたを『同等』に考えないで」(自分勝手さん) 「会社で働く期間よりも、これから休む期間のほうが長い。その会社で産休育休そして時短勤務という選択、私にはできない」(オーロラさん)

職場の女性が育児休暇を取得して働けているのは、彼女たちが正社員として実績を積んできたから。入社したての相談者さんとは立場が違う、という意見が多く見られました。

「産休明けにすぐ辞めないで」と釘を刺す声も

一方で、産休・育休は従業員の権利なのだから堂々と主張すればよい、という人もいます。

「結婚したら子どもができるのは想定内。それに文句言う権利はありません」(おらんうーたんさん) 「きちんと妊娠を報告して、正社員として産休・育休の制度を利用すればいい。辞めるなんて、むしろそれこそ非常識で無責任です」(末摘花さん)

ただし、権利を行使するのなら、「復職したら社員としての責任を果たして」「産休明けにすぐ辞めないで」と釘を刺す声も多く見られました。女性の権利を盾に利己的な行動をすると、他の女性にも迷惑が掛かるということです。経営者や上司の気持ちを、こう代弁する人も。

「将来、あなたがめちゃくちゃ忙しくて、猫の手でも借りたい時に雇った人材が、即『妊娠しましたぁ。しばらく休みます―。あ、私の席は残しといてくださいね☆』と言った時は、笑顔でその申し出を認めて頑張ってくださいね」(mikaさん)

また、そもそも入社半年の相談者さんは、育児休暇を取得することはできないかもしれないという指摘もありました。

「入社1年未満なら、育休は取れないのでは? 産休のみでの復帰になりますが、それは大丈夫ですか?」(あおいさん)

諦める前に、「とりあえず就業規則を確認してみては?…有給や病欠の扱いも確認しておく必要がありますよ」(こたつさん)というアドバイスもありました。まずは会社のルールを確認することが欠かせないでしょうね。(ライター:Makiko.N)

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