外国人記者が選ぶ日本のテレビアニメ:1位『新世紀エヴァンゲリオン』・『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に』(C)AFLO
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 海外のアニメ情報サイトWRONG EVERY TIMEのある記者が、自身の選ぶ日本のアニメトップ30を発表。外国人ならではの観点でそれぞれを評価している。トップ10位から見てみよう。

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 2年前からアニメを見始めた新参者と自称するだけあって比較的新しい作品が並んだ今回のリスト。10位に挙げた『キノの旅』を「これは僕たちに、“人間がいかに生きるか、自分たちが日々行っていることは何なのか、この世に何の目的を見いだせるのか”を問う作品。でも答えを簡単には教えてくれないんです」と説明し、「それでも旅は人を潤すものだと語っているアニメ」と熱弁。

 少女たちの、“怪異”に関わる不思議な物語を描いた西尾維新原作『<物語>シリーズ』に関しては「本当に人のことをよくわかっている。人々を何かと定義しがちな私たちの弱点を理解してる。そしてその弱点をリアルに浮き彫りにする」とし、解釈の難しい叙情的な文章をつづっている。

 また「自分が知る限り、これは完璧なアニメ!」と太鼓判を押すのが2位の『魔法少女まどか☆マギカ』。「ビジュアルは驚くほどクリエイティブで、サントラもパワフルで刺激的。物語とあらゆる要素が完璧に細工されたオルゴールのように所定の位置に置かれている!」と大興奮。「私は虚淵玄のすべての作品が好きだが、『まどマギ』は群を抜いている。その美学はこれまでで最も印象的だ」と絶賛した。

 第1位に挙げた『エヴァンゲリオン』については「『まどマギ』で完璧と言ったように『エヴァ』は完璧でない。なぜなら、アニメの前半は色調があまりよくないし、手探りのように感じる。でもすべてを包括して、この作品がやはりベスト。なぜかというと、人間への尊敬、労りが伝わるから」と評価。また「シンジもアスカもミサトもリアルすぎる。何かを強く恐れているからだ」とキャラクターについてもふれ「これこそアニメの傑作だ!」と賛辞を送っている。ベスト30は下記の通り。

<外国人記者が選ぶ日本のテレビアニメトップ30>

1位『新世紀エヴァンゲリオン』
2位『魔法少女まどか☆マギカ』
3位『少女革命ウテナ』
4位『刀語』
5位『四畳半神話大系』
6位『フリクリ』
7位『<物語>シリーズ』
8位『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている』
9位『有頂天家族』
10位『キノの旅』
11位『ピンポン』
12位『カウボーイビバップ』
13位『京騒戯画』
14位『屍鬼』
15位『坂道のアポロン』
16位『とらドラ!』
17位『氷菓』
18位『新世界より』
19位『トップをねらえ!』
20位『蟲師』
21位『HUNTER×HUNTER』
22位『狼と香辛料』
23位『中二病でも恋がしたい!』
24位『STEINS;GATE』
25位『ガッチャマン クラウズ』
26位『翠星のガルガンティア』
27位『天元突破グレンラガン』
28位『PSYCHO‐PASS サイコパス』
29位『輪るピングドラム』
30位『バッカーノ!』

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