他の選手の動きがスローに見える、ボールが止まっているように感じるなど、よくスポーツ選手が極度に集中した際に入るという「ゾーン」。いったい、どんな感覚なのでしょうか。今回は、社会人500人を対象に「ゾーン」についての体験談や周りの目撃談を中心に聞いてみました。

■スポーツ選手が言う「ゾーン」。入ったことある?
はい  54人(11.0%)
いいえ 446人(89.0%)

500人の中でも1割程度の人しか経験したことがないという結果が出ました。やっぱり、なかなか難しいことなのでしょうか? ある有名一流スポーツ選手によると、「ゾーン」は究極のメンタリティーで、求めすぎたり、とらわれすぎたりすると、逆に遠ざかってしまうそうです。

■「はい」と答えた54人。「ゾーン」を経験するのはどんな時? どんな状態?
「ゾーン」を経験した54人に聞いてみました。すると、必ずしも運動をしているときに起こるとは限らず、優れたスポーツ選手のみに起こる現象でもないようです。ますます不思議!

■スポーツ時 30人(55.6%)
・マラソンで後半疲れているはずなのに体が軽くリズムよく動き、タイムもよかった(男性/50歳以上/電機)
・テニスのサーブが高速で、必ず思った通りの所に打てた。全てサービスエースを取れた(女性/33歳/医療・福祉)
・バスケで相手の動きがゆっくり見え、絶対抜けると思った。実際に抜いて得点を決めた(女性/27歳/その他)
・卓球で、ボールがゆっくり見えるようになってスマッシュができた(女性/30歳/金融・証券)
・野球で打席に入って、どんな球にも対応でき、ヒットしか出ない感覚だった(男性/23歳/機械・精密機器)
・フェンシングの練習でゆっくり動く剣先が見えた(女性/31歳/不動産)
・負けそうな試合で開き直ったとき、負のイメージが全く浮かばなくなった(男性/30歳/電機)

■スポーツ以外 24人(44.4%)
・テレビゲームで、シューティングゲームで敵が止まって見えた(男性/41歳/運輸・倉庫)
・ピアノの演奏をしていて、全くミスをする感じがしなかった(女性/50歳以上/学校・教育関連)
・プログラムを作っているとき、書いている途中でどんどん先が見えてくる。コードが途切れず沸いてくる感じ。人でない誰かに書かされている(男性/50歳以上/情報・IT)
・大きなデータを集中して処理しているとき、頭で考えるより、からだ全体でデータ処理している感覚だった(女性/28歳/自動車関連)
・ひらめいたとき、とにかく仕事ができる(女性/28歳/団体・公益法人・官公庁)
・資格試験の勉強で、模擬試験の問題を解いていたとき、あらゆる条文が頭をかけめぐり、瞬時に理解して回答が出てきた(女性/32歳/専門サービス)
・運転していて、何もかもが鮮明に見える感じ(男性/24歳/その他)

「ゾーン」を経験したときは、スポーツ時とそれ以外でおよそ半々ずつに分かれました。好きなことをしているときや必要に迫られて、一人で集中しているからでしょうか。まるで、禅の世界のようかも?

続いて、周りの人を見ていて、「この人ゾーンに入っているな」と感じた瞬間についても聞いてみました!

■周りで「ゾーン」の入っている人を見て、「すごい!」と思ったエピソード
・話しかけても聞こえてなく黙々と仕事をしている人を見たとき、すごい集中力だと思った(男性/28歳/建設・土木)
・すごい量の仕事をこなす(女性/29歳/生保・損保)
・アーチェリーをしている友だちの試合で、ものすごい集中力で周りの声も全く聞こえていないようだった(女性/27歳/人材派遣・人材紹介)
・スポーツ中継を見ていて、記録を達成する瞬間の選手の集中度に驚かされる(男性/50歳以上/その他)
・業務に集中して、周りの声が聞こえないぐらい計算スピードがすごい人を見たこと(男性/25歳/団体・公益法人・官公庁)

「ゾーン」とは普段の集中とは違う、かなり深いところまで「入り込んでいる」瞬間なのでしょうか。経験した人でないとわかりませんね。

最近は、このような精神状態を作り出すメンタルトレーニングもあるようです。スポーツだけでなく、趣味や仕事にも活かせそうなので、気になる人は訓練をしてみるといいかもしれません。

文●ロックスター

調査時期:2015年2月
アンケート:フレッシャーズ調べ
集計対象数:社会人男女500人(インターネットログイン式)


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