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就職活動では、学生を大学名でふるいに掛ける「学歴フィルター」が存在すると言われているが、最近は「一般入試で入学したかどうか」も見られている可能性があるそうだ。

2ちゃんねるに5月7日に立てられたスレッドで、こんな話があった。ある就活生が会社のリクルーター面接で「どのような入試形態で入学されましたか?」と尋ねられた。「AO入学です」と答えたところ、「なんかチェックされて学校のサークルの事聞かれてそれ以降連絡なしですわw」という状況だという。

「明らかに学力低い学生もいる」「小保方さんの功績だな」

その就活生によると、同じ大学からその会社を受けたAO入学者は全員落とされていた。一方、一般入試で入学した知人は通ったといい、会社側がAO入学者を意図的に弾いているのではないか、というのだ。

AO入試はアドミッションズ・オフィス入試の略。入学希望者を大学や学部が求める人物像である「アドミッション・ポリシー」に照らしあわせて選抜する入試方法だ。

ペーパーテスト一発で決まる一般入試とは違い、試験で学力そのものが問われるケースは少なく、小論文や面接などで決まるのが特徴となっている。日本では1990年に慶應義塾大学の一部学部で導入されて以降、多くの私大で実施されてきた。

しかし近年、AO入学者は一般入学よりも「学力が低い」「退学者が多い」という問題も指摘されており、廃止する大学も出ている。昨年STAP細胞騒動が起きた際も、研究ユニットリーダーの小保方晴子さんが早大理工学部のAO入試組だったことが注目され、「やっぱり」といった声が挙がった。

このためネットでは「AO入試フィルター」説に対し、「受験勉強から逃げたんだから仕方ないだろ」「小保方さんの功績だな」などと厳しい書き込みが寄せられた。

「そりゃ明らかに学力の劣ってる奴が混ざってるわけだからね。場合によっては偏差値2~30サバ読めることになっちゃうし求める普通のラインに達しない事もしばしばある」

「AO入学者は一般より内定率が低い」という調査も

実際、就活でAO入試かどうか聞かれることはあるようで、「ESで入試方法欄があった」「パチンコ会社の面接で聞かれた」なんて声もある。社会人からもこんな書き込みがあった。

「メーカー開発部門だけど、必ず聞くよ。前にAOでひでーの取っちゃって大変だったから」

こんな調査結果もある。マイナビが2013年夏に2014年卒の大学生の入学方法と内定率を調べたところ、一般入試で入った学生の内定率が一番高く60.1%。次がセンター試験利用(55.5%)、推薦(53.8%)となり、AO入試は最下位の45.9%だった。

企業側がAO入学者を敬遠しているからなのか、それともAO入学者が就活に熱心でないからなのかは不明だが、AO入試組は就活に強くない、とは言えそうだ。

ただ、もちろん全てのAO入学者が一般入試組よりも劣っている、という訳ではない。ネットでは、早慶クラスの上位校だと「人生2週目なんじゃないかと思うくらいの天才もいる」という声もあった。

「一般入試です」と嘘をついてもバレない?

また、仮にAO入試組だったとしても、ただ「AOで入りました」と答えるのではなく、「AO入試を選択した経緯を、大義名分を付けて面接官に説明すればいい」という意見もある。

一部からは「一般入試ですって嘘をつけばいい」という声も。たしかに会社に提出する卒業証明書や成績証明書には、入試方式は記載していない。ただ、もし嘘がバレたら信用にも関わってくるので、ここは正直に答えておいた方が無難だろう。

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