就活生必見!「内定を出したらうちの会社に来てくれる?」の問いにはこう切り返せ!!
教えて!goo ウォッチ

先日、「教えて!gooウォッチ」で、「面接官に『内定したら就職活動をやめないのはおかしい!』と言われたのですが……」という記事をリリースした。
面接官に「内定を出したら、うちの会社に来てくれますか?」と聞かれて、つい正直に「就職活動を続けます」と答えてしまった質問者(就活生)に対して、ニコニコニュースユーザーの皆様からも「正直なんじゃ無くて『こっちの事情を解って下さいよ』っていう甘えだろ」(gashさん)などの指摘が。
しかし、どちらかと言えば「この会社は確実にやめといたほうがいいと思うんですけど」(フジワサビさん)など、企業側に対する批判が集中した。

■どう返すべきだった?専門家が解説

実際にこのような場面に直面した場合、どのように対応すべきだったのだろうか。
ビジネススキルに詳しい企業研修のプロ・竹内和美さんにお話を伺った。

「多くの皆さんのコメントにあったように、心の内を明かす必要はありません。質問は『もし仮に』ですから、就活生も『もし仮に』の範囲で考え、答えて構わないのです」(竹内さん)

具体的に、次のような回答例を伝授してもらった。

「『ありがとうございます。今日の面接の準備で精一杯でしたので、内定の通知をいただいて、あらためてゆっくり考えさせてください』など、正直さと誠実さを残しつつ、限定的にならないように、ゆとりを持って対応しましょう。それでも面接官が『就活を続けるということですか?』と畳みかけてくるようなら、採用について前向きであることが伺えます。きっぱり『内定通知をいただくまでは、働く場所が決まるかどうか不安ですから、続けます』と答えましょう」(竹内さん)

新卒の学生にはこういう駆け引きの経験がないため気詰まりになるが、自分の気持ちを残しつつ、相手への配慮を伺わせる応答ができるとベストなのだとか。

■怒りを露わにした面接官。背景には、採用担当者を悩ます諸事情も……

次に、質問者の「就職活動を続けます」との返答に突然怒りだした面接官の対応についても聞いてみた。

「そもそもこのような質問は本来、面接の場で聞くことではないのかもしれませんが、採用担当者の心情を察すると、聞きたくなることの一つなのでしょう。なぜなら、企業が必要とする人材像は、新卒者の場合、あまり差がないからでしょう」(竹内さん)

つまり、採用したいと思う学生はどこの企業も同じなので、多くの企業は内定を出しても辞退されることが多い。企業側の内定取り消しは大問題となるものの、その逆は全く問題にならないので、採用担当者のストレスも過大になる一方なのだという。

「しかし、面接の場で怒るというのは、少々大人げない対応だったと思います。学生の方は驚いたことでしょうが、良き経験だったと思えないでしょうか? 社会に出れば、いろんな人に出逢います。今回は、正直に自分の気持ちを怒りという感情のままに相手へぶつけてしまった人がいた。ということです」(竹内さん)

つられて怒ったり、凹んだりする必要は無いとのこと。

「その人に面と向かって言う必要はありませんが、出逢いに感謝です。今回の企業側の対応は不適切ですが、採用担当者にかかる負担が増大しているという環境では、今後も起こりうることの一つだと思い、記憶しておかれることが望ましいでしょう。相手に振り回されることなく、自分を磨いてくれそうな企業との出逢いを求めて、就活を続けてくださいね」(竹内さん)

面接という場は社会を学ぶ一つの機会であり、あくまで通過点。焦らずに、自分のペースで進んでいこう。ファイト、就活生!

●専門家プロフィール:竹内 和美(たけうち かずみ)
(株)松坂屋名古屋店にて販売・秘書・広報の業務を経験。1999年「オフィス・ウィズ」を設立。ロールプレイング中心の実践型研修やキャリアカウンセリングに定評があり、企業や個人からの講師依頼も多数。

(酒井理恵)

教えて!goo スタッフ(Oshiete Staff)

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