メロンと聞くと高級フルーツという印象がないだろうか。普段なかなか食べる機会が少なく、たまにカットメロンをいくつか食べる……なんて人も多いのでは? だが、どうしてメロンはフルーツの中でも値段が高く高級なのだろう。

「おしトピ by 教えて!goo」
「高級フルーツといえば?」と意見を募ったところ、やはりメロンという声が多く寄せられた。

■あなたにとっての高級果物は?

「やはりメロンですね」(akinekoさん)、「千疋屋のマスクメロン」(PAROU.HANATAさん)、「夕張メロンです」(よっぽっぽさん)、「子供の頃はメロン。家庭ではほとんど見なかったが入院した友達の見舞いに行くと必ず病室にあった……(以下略)」(nabechi6240さん)と、メロンが高級と感じる読者の声は多かった。

一方で「完熟マンゴーです」(アレキサンダーさんちゃんさん)、「宮崎産マンゴー、太陽のたまご」(まるX2さん)、「マンゴー。あんがい琵琶も高級なんだよ」(なすのさん)、「マスクメロンがトップだと思いますが、私はびわです」(サーベイさん)とメロン以外では、マンゴー、ビワという意見も多かった。

■メロンが高級果物な理由

メロンが高級果物なのは何故なのだろうか。ブランドメロンである「夕張メロン」を主要産物として総合事業を展開する夕張市農業協同組合にお伺いした。

「メロンの日本での栽培は静岡の温室メロンが発祥でイギリスの王宮での栽培が基礎となっており、ガラス温室の上げ床栽培から始まっており温暖設備、今では冷房施設も兼ね備えて施設で、肥料、水を栽培ステージで考えながら1株1果の立体栽培が基本となっています。手間、設備をそなえて芸術品のように栽培されたメロンは、その評価も高級となって古くより高級果物店を中心に販売されてきた歴史があり、日本での評価となってきました」(夕張市農業協同組合)

収穫量日本一を誇る茨城メロンを販売するJA茨城旭村特産物直売所サングリーン旭のお話でも、静岡のクラウンメロン、アールスメロン、熊本のマスクメロンといった高級メロンは、1本の樹に1玉しか収穫できないそうだ。

それに比べアンデスメロン、クインシーメロンといった大衆メロンは、1本の樹に3~4玉収穫できるため、比較的安価で取引されているよう。それだけ希少価値が高いとなれば、メロンが高級果物と呼ばれる理由も納得だろう。

■高級メロンと大衆メロンの違い

ほかにも高級メロンと、そうではないメロンでは一体どんな違いがあるのだろうか。

「高級メロンと大衆メロンの違いは、外観の見た目のきれいさ(形、ネット等)、甘さ(糖度)、触感(食べたときの果肉のメルティング質)ありますが、金額の評価は買う方のさまざまな好みもあると思います」(夕張市農業協同組合)

茨城メロンの場合、実は大衆メロンの方が甘いことが多いのだそう。だが、高級メロンは香りが強いため、高級感がありさっぱりとして食べやすいのだと言う。まさにどちらがいいとは一概にいえず、それぞれのおいしさがあると言えそうだ。

気になる人は食べ比べという贅沢な味わい方をしてみると、その違いがはっきりと感じ取れてよりメロンが好きになるのではないだろうか。

柚木深つばさ(Yukimi Tsubasa)

メロンが高級である理由