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 小沢一郎・元民主党代表の資金管理団体「陸山会」の土地取引をめぐる「陸山会事件」の裁判に関連し、東京の市民団体「健全な法治国家のために声をあげる市民の会」は2012年1月12日、東京地検特捜部の田代政弘検事を虚偽有印公文書作成罪などで告発する告発状を最高検に提出した。

 「陸山会事件」の公判では、陸山会の元事務担当者だった石川知裕衆院議員が保釈後に田代検事に取り調べられた際、まったく供述していない内容が捜査報告書に記載されていたとされる。同会は、田代検事を虚偽公文書作成および行使で告発。「記憶の混同によるもの」とする田代検事の説明に対して、同会の代表を務める八木啓代氏は12日、告発状を提出後に開かれた記者会見で「まったく不合理であり、田代検事が行ったことは、意図的に公文書に虚偽の記載を行ったことに他ならない」と述べた。

 また同会は、検察が不起訴とした小沢氏の事件について、根拠の一部を、不起訴決定が正当かどうか審査する検察審査会に対して、ほとんど開示しなかったことを問題視。会見で八木氏は

「まったくあってはならないことだと思うが、実際に行われてしまった。このことを、私どもは検察審議会に対する(検察側の)偽計業務妨害であると考えた」

と述べた。同会は、上記の田代検事に対する告発に併せて「東京地検特捜部が証拠を操作することにより、組織的に検察審査会の審議をねじ曲げた」として、被告発人不詳のまま偽計業務妨害で告発している。

 なお、八木氏は「私どもは小沢氏を援護する意図はまったくない。小沢氏を支持しているかと言われると、まったくそのようなことはない」と述べ、小沢氏との関係をきっぱりと否定した。

◇関連サイト
・[ニコニコ生放送] 告発に関する八木氏の主張から視聴 - 会員登録が必要
http://live.nicovideo.jp/watch/lv77530762?po=news&ref=news#3:09

(山下真史)

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