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 東京・秋葉原のメイド喫茶で働くメイドたちが電車の中で給仕する「メイドトレイン」が2012年1月14日、池袋-西武秩父間を走った。メイドたちは朝9時25分の特急レッドアロー号で乗客となる"ご主人様"を迎え、車内でドリンクや食事を提供した。メイドの一人で普段は保育士でもあるというしょうこさんは、「電車では、思っていたよりずっと長く"ご主人様"とお話できた」と笑顔を見せた。

 メイドトレインは西武鉄道が企画したもので、同鉄道沿線の江古田、練馬、大泉学園、下井草などにはアニメ制作会社が多数あることから「ポップカルチャーとの接点が多い」として、電車を同じく日本のポップカルチャーとして広く知られるメイド喫茶に見立てた。この日、特別に運行された特急列車には126名の乗客に5名のメイドが給仕した。使用された車両「レッドアロークラシック」は、秩父線開通時に登場した初代レッドアロー号と同じ塗装がされており、乗客には鉄道ファンの姿が見られた。また、行き先の西武秩父駅周辺はアニメ『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』の舞台でもあることからアニメファンも多く、中には登場人物「ゆきあつ」のコスプレをして乗り込む人もいた。

 早朝から車内で乗客の出迎えやドリンクの提供、西武秩父駅での写真撮影やビンゴ大会などメイドとしての仕事を精力的にこなしたしょうこさんは、「ご主人様とゆっくりお話できて楽しい」と取材に対し笑顔で応えた。到着駅の西武秩父駅周辺はこの日、気温7度と寒かったが、同じくメイドとして乗客との写真撮影などに明るく応じたしろさんもまた、「(メイド服では)少し寒いけど、楽しんでいます」と、いつも働くメイド喫茶とはまた違う面白味を感じていると語ってくれた。

◇関連サイト
・[ニコニコ動画] メイドトレイン車内の様子を視聴
http://www.nicovideo.jp/watch/1326519884

(土井大輔)

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