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1月12日放送、「NHKニュースおはよう日本」(NHK)では、今再び人気のカセットテープについて。

カセットテープの人気が再燃している。渋谷にあるレコード店ではカセットテープの専用コーナーもできている。中古のラジカセを販売する店も増えているが、背景にはアメリカでの動きがあったという。ミズーリ州にあるカセットテープメーカーでは、今では唯一生産している場所だという。だが過去最高のペースで生産していた。販売本数は80年代が500万本もなく97年で1,000万、09年で1,500万本だったが、去年は2,400万本の生産をしたという。ナショナル・オーディオ・カンパニーのスティーブ・ステップ社長も、若者を中心に売上が伸びており、将来は明るいなどと話した。

カリフォルニアでもカセットテープの人気が高まっていた。去年オープンした店ではカセットテープの売上が好調だといい、来ていた若者は、生まれる前に流行していたことを友達から聞いて興味を持ったなどと話した。人気を支えているのがデジタル世代の若者だといい、ニューヨーク州でバンド活動をしている若者たちは、コンピュータのデジタル録音よりもカセットテープは温かい音などと話していた。

日本でもカセットテープが注目を集めている。渋谷の大手レコード店では特設コーナーが組まれているといい、若い世代を中心に人気を集めている。店に来ていた若者はCDの音よりも温かい感じがするのでいいなどと語った。

カセットテープは質感や重さが素晴らしく、デジタルに対する反動から人気があるようだ。カセットテープの場合、CDと違って曲を簡単にスキップさせることができないため、曲順に聞くことから、かえってアーティストの作品を深く理解できる。また「モノ」として持てることも愛着を生む要因になる。中古ラジカセの展示会などもあり、USB端子がついた新しいラジカセの開発と販売も予定されている。今年はカセットテープ元年であり、カセットテープが世の中に再び広く普及する年になるかもしれない。CDの売上が落ちてデジタルコンテンツに移行している中、あたたかみのあるカセットテープが今、新しい。若者に支えられて再びカセットテープブームが来ているのはアメリカでも日本でも同じのようだ。

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