ゲーム業界の常識をガラッと変えるかもしれないテクノスポーツ「HADO」。子供のころに憧れた、あの波動拳やメラが実際に撃てる(?)とは、一体どんな技術を搭載しているのか、その実態を徹底解剖!

【写真を見る】超リアル!「HADO」ではこんなモンスターが目の前に現れる※「HADO」で実際に見える画面(イメージ)

■ 手から魔法が出ているかのような感覚

近年、その技術が一般にも広がりつつあるHMD(ヘッドマウントディスプレー)やAR(エーアール・拡張現実)。この技術を利用して、新しいスポーツや遊びを生み出そうという動きがにわかに活発になってきている。その中で、特に注目されているのが、日本のベンチャー企業・meleap社により開発された「HADO」だ。

最大の特徴は、自分がゲームの世界に入り込んで「飛び道具技」が使えるという点。コントローラーではなく、波動拳を紛れもない自身の体で繰り出す感覚が体験できるのだ。

その仕組みは、手首に着けたモーションセンサーによって、あらかじめプログラムされた腕の動きを感知すると、HMDによる画像認識で火の玉が飛んでいく映像が作り出されるようになっていること。しかも腕の動きとの連動もスムーズで、腕を突き出した瞬間にモーションセンサーが振動し、まるで本当に手から魔法が出ているかのような感覚が味わえる。

そもそもARとは、Augmented Reality=拡張現実という概念のこと。つまり、リアルとバーチャルの融合を意味している。これまでは背景映像(リアル)にCG(バーチャル)を貼り付けることが限界で、実際の空間とリンクさせるまでには至っていなかった。

■ 圧倒的な臨場感のあるARを実現

だが「HADO」は、空間認識技術を駆使することによって、圧倒的な臨場感のあるARを実現した。技を出すだけでなく、例えば、敵が攻撃をしてきた際には、かがんで避けると敵の攻撃がちゃんと頭上を通過していったり、前方にアイテムが現れた場合は、その場所まで前進するとちゃんと獲得できたりするようになっている。このように空間認識の技術によって、体全体を使って楽しむことができるのだ。

2016年1月時点で「HADO」の一般発売時期は未定だが、現在、1月26日(火)・27日(水)に東京ビッグサイトで開催される「イベントJAPAN2016」に出展される予定。3月6日(日)にはアクロスモール新鎌ヶ谷でのイベントも決定している。今後こうしたイベントを徐々に増やしていくそうだ。また、長崎県のハウステンボスには、「リアルモンスターバトル」と、闇の迷宮をクリアしていく「ダンジョン・オブ・ダークネス」というアトラクションが常設されている。いち早く体験してみたい方は、長崎へ行ってみてはいかがだろうか。

同社は、今後もARなどを利用した新しいスポーツの開発を進め、2020年には、東京五輪と同時に「テクノスポーツ五輪」を開催すると明言している。【東京ウォーカー/記事提供=週刊ジョージア】

※記事の内容は、無料スマホマガジン「週刊ジョージア」から一部抜粋、再構成したものです

ヴァーチャル世界で波動拳が撃てる「HADO」