食べ放題は3~4人で行くと一番食べられることが判明
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食べ放題で思ったより食べられず、悔しい思いをしたことのある人は多いはず。金額的に安くない場合、元を取りたいという気持ちが特に強くなるものだ。今回、「教えて!goo」で「食べ放題でできる限りたくさん食べるためにみなさんが行っていることはなんですか?」と聞いたところ、「噛みすぎないことです」(ヒュンメルさん)、「飲まない。単価の高い物を選んで食べる。友人と競って食べる」(銀鱗さん)など、さまざまな秘策が挙がった。では心理学的な観点から、たくさん食べる方法はないだろうか。心理学者の内藤誼人先生に聞いた。

■食べ放題を3~4人で行くといい理由

「一人ではなく友達と行くといいのではないでしょうか。社会的促進と呼ばれる現象が起き、たくさん食べることができます。簡単に言うと、みんなと一緒の時のほうがたくさん食べることができるというわけです」(内藤先生)

「社会的促進」とは、集団で同じ行動をすると他者の存在が刺激となり、一人の時よりも多くの効果が生まれること。内藤先生によると、たとえば鶏でも同じようなことが起きるという。まず一羽の鶏を満腹にして、たくさんの鶏の中に入れる。その時、周囲の鶏がエサを食べていると、満腹だったはずの鶏も再び食べはじめるというのだ。

その理論からすると、食べ放題にはできるだけ大勢で行ったほうがいいということになるのだろうか。それこそ十人や二十人で行ったらものすごい量を食べられるのだろうか……?

「食べられる量は3~4人の時に頭打ちになります。仮に10人で行ったとしても、3人の時と変らないでしょう」(内藤先生)

内藤先生によるともう一つ、たくさん食べるためのコツがあるという。

■楽しくおしゃべりしながら食べる

「みんなで楽しく話しながら食べると、たくさん食べられます。人間は、楽しい気分の時にたくさん食べるのです。逆に、つまらない時は食べられません。たとえば、上司と一緒の時に箸が進まないのは、気分がよくないからなのです。みんなで和気あいあいと食べることがたくさん食べるためのコツだといえます」(内藤先生)

確かに、会話が弾むとついたくさん食べてしまうものだ。楽しく食べるといえば、「もうお腹いっぱい」と言っていたはずの女性が、山盛りのデザートをニコニコしながら食べる姿を見かけることがある。必ずといっていいほど聞く言葉が「デザートは別腹」だが、実際のところどうなのだろうか。

「基本的に、別腹はありません。ただ、脳は複数のことを同時に処理するのが苦手です。会話が弾み快楽中枢が働くことで、満腹中枢を処理できなくなることがあります。その結果、より多く食べられることがあります」(内藤先生)

食べ放題では、3~4人の気の置けない仲間同士で行くのがお得のようだ。楽しく話しながら食事をすると、いつもより多く食べられるのかもしれない。

●専門家プロフィール:内藤 誼人
心理学者、立正大学客員教授、有限会社アンギルド代表取締役。慶應義塾大学社会学研究科博士課程修了。「3割しか話さないのになぜかうまくいくビジネス英会話のルール」(ジャパンタイムズ)、「ヤバい出世学」(大和書房)他、著書多数。

教えて!goo スタッフ(Oshiete Staff)

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