女性の場合は、「浮気をするようになったのも、元はと言えばパートナーが満足させてくれないから」という正当化も働きやすいよう
LAURIER PRESS

昔から男性の浮気と女性の浮気は種類が違う、などと言われてきましたが、実は浮気をしても罪悪感を覚えないのは女性のほうなのだとか。そんな脳の違いを知ると、浮気への対処法も見えてくるかもしれません。罪悪感を覚えないのは、果たしていいこと、悪いこと? 

まず、浮気をほとんどの人が経験しているという実態に驚き! 


全国の10代から60代の男女に「不倫や浮気をしたことがありますか?」というアンケートを取ったところ、約72%もの人が「ある」と回答。しかもある探偵事務所の調査では、「(29歳までの男女)いままで浮気したことがあるか?」との問いに男性34%、女性40%がイエスと回答。男女比で女性のほうが上回っているという結果になりました。
浮気人口というのは思った以上に多く、何かがあると別の異性に気持ちが向くというのは男女や年齢に関係なく、起こり得ることのようです。

女性は「上書き保存」、男性は「名前を付けて保存」


これが男女の脳の違いを如実に表している言葉だと思います。たとえば恋人と別れて新しい恋人を作った場合、女性は元カレの上から新しいカレのことを「上書き」していきます。したがって元カレのことを思い出すことはあまりなく、存在すら忘れてしまうかもしれません。

一方で男性は元カノのフォルダとは別に、「名前を付けて新しくフォルダを作り、そこに新しい彼女のことを記録」していくわけです。だから時折元カノのフォルダを開けては、懐かしく思ったり、今カノと比べてしまったり。
これが男女の「未練」の違いだと言われています。

本能的に言えば男性は種を複数箇所にばら撒きたいわけですし、浮気に求めるのは本能に従っているという人も少なくありません。でも名前を付けてフォルダごとに管理する脳ならば、「本命」「遊び相手」「セフレ」といったように、いくつものフォルダを作ることができるわけです。簡単に言うと割り切った浮気が可能ということ。

反面、女性はひとつのフォルダを上書きしていくわけですから、浮気をするとその人で恋人のフォルダは上書きされてしまいます。女性が浮気に本気になりやすいというのは、浮気相手が恋人になり代わるから。すると、恋人への気持ちはないも同然ということになります。

「元に戻るつもり」の男性、「何なら駆け落ちも辞さない」女性


男性の場合はフォルダごとにわけて割り切った浮気をしているので、家庭を壊すつもりはありません。それとは別の世界の話なので、いつかは本命のところに戻るつもりなんです。ところが女性は今好きな人がすべてですし、そのフォルダしかありません。したがって「いつかは一緒になれたらいいな」と、自分の浮気相手との幸せな未来ばかり想像しています。

すると罪悪感の有無も変わってくるわけです。男性は「知らないところでひどいことをしている自分」を責め、罪悪感を覚えるんですよね。でも女性はパートナーへの心が切れていますから、パートナーに対して「私に裏切られて憐れ」という、まるで他人のような感覚で見ているところがあるようです。だから罪悪感も低くなるのでしょう。
女性の場合は、「浮気をするようになったのも、元はと言えばパートナーが満足させてくれないから」という正当化も働きやすいようです。「浮気ではなく本気なのだから、後ろめたいことなど何もない」などと、なんだか罪悪感を低くさせる女性脳というのは厄介でもあり、たくましくもあるという気がします。

いかがでしたか。今までは浮気は男の甲斐性、男の特権のような風潮があり、女性が浮気なんてとんでもない時代でした。ところが女性のほうが浮気経験も多く、肉食女子なんていう言葉も出てきた昨今。さらに罪悪感もなく浮気を正当化し、「好きな人ができたから別れる」といつ家を飛び出すかわかりません。男性としては戦々恐々としてしまいますね。
男性と女性の在りかたが近年急速に変わりつつあり、その多様性とスピード感を憂慮してしまうのは、私だけでしょうか。
(鈴木ナナ)
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