『うた☆プリアイランド』公式サイトより。
おたぽる

 先月27日には『アイカツ!』のアプリゲームが配信開始され、ブシロードが開発しているオンラインカードゲーム『GemeX(ジーンクロス)』のiPhone版の配信がスタートするなど、常に“話題の新作”が増え続けているスマートフォンアプリの世界。しかし、栄枯衰退の世の中。3月いっぱいでのサービス終了を発表し、話題となった『家電少女』のように、華々しく始まったものの1年ほどで運営終了してしまうアプリももちろんある。

 まず筆頭は『うた☆プリアイランド』だろう。アニメ化もされた大人気『うたの☆プリンスさまっ♪』シリーズ初のソーシャルゲームとあって、2014年6月26日に配信を開始すると同時にファンが殺到、入国できない幻の島に。緊急メンテナンスを繰り返すもどうにもならず、7月1日に一時中断、開発会社の変更を経て12月31日に配信再開(Android版は15年4月8日より)。と、ここまで盛り上がったのだが、ブロッコリーいわく「『うた☆プリアイランド』の低調な課金率」で株価が大幅下落。課金前提のコンテンツが多く、“課金島”と揶揄されるほどだったのに、いったいどれほど課金させるつもりだったのだろうか。

 ゲーム自体に対してもAppleストアの評価に「化石アプリ」「バグ多すぎ」「描き下ろしイラスト少なすぎ」となかなか辛口の意見が目立つ。それでも愛するプリンスさまを集めるために課金していたファンもいたのだが、残念な結果に。16年3月31日にサービス終了のお知らせが出てしまった。

 また、昨年1月15日にサービスを開始した『無限∞ナイツ』も、今年3月いっぱいでのサービス終了を1月29日に発表。250万ダウンロードを突破していたこのゲームは、様々な兵種を自由に選び、タップした場所に大量の兵士を置いて敵と戦う大軍勢RPGとして人気を博していた。もちろんゲーム性の高さや、織田信長や赤ずきんなど過去の偉人や童話の登場人物をキャラクター化したイラストも魅力だったが、このゲームで一番印象的だったのはコラボだ。中川翔子と小林幸子のユニット「しょこたんハート(大好き)さっちゃん」の曲を公式コラボソングとし、2人をキャラクターとしてゲーム内に登場させたのだ。圧巻だったのは、このコラボイベントのラスボス。もちろん我らが“ラスボス”小林幸子が画面の3分の1くらいを埋めるサイズで登場! その後も、「ラスボス幸子」は何度か登場し、話題をさらった。現在Appleストアにも、終了を悲しむ声が多く寄せられている。

 ほかにも、『プリンセスコネクト!』(15年2月18日配信開始~16年6月30日終了予定)、『バハムートクライシス』(14年11月配信開始~16年2月29日終了予定)、『ヱヴァンゲリヲン バトルミッション』(14年11月20日配信開始~16年1月21日終了)、『ダンガンロンパ-Unlimited Battle-』(15年1月8日配信開始~同年11月13日終了)と、原作が有名だったり、クリエーターが豪華だったりと配信時にかなり話題になったタイトルが数多く終了している。

 中には、人気アプリ『騎士とドラゴン』の後継作として開発されていた『ドットファンタジア 魔王とドラゴンの物語』、TVアニメも放送された『ブラック・ブレッド』のように、事前登録を募集していたにもかかわらず開発中止になってしまったゲームもある。

 ビジネス系も含め、iOSアプリだけで昨年6月時点に150万種類も登録されており、続々と増え続けている。次の『パズドラ』、『スクフェス』、『グラブル』になるアプリは出てくるのか? 今後も増え続けるであろうアプリを楽しみにしたい。個人的には『アイカツ!フォトonステージ!!』が今後どうなるか注目だ。

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