念願のパパ役を演じる上田晋也
シネマトゥデイ

 故・赤塚不二夫さんの傑作ギャグ漫画「天才バカボン」の実写ドラマが日本テレビ系で放送されることを受け、2日、都内で行われた豆まき会見イベントに、パパ役の上田晋也(くりぃむしちゅー)らメインキャストが出席。上田は「赤塚ワールドを楽しく再現できている感じはします」と満足気に語った。

【写真】パパ・上田晋也、ママ・松下奈緒、バカボン・オカリナ!

 昭和の国民的漫画として今も変わらない人気を誇る「天才バカボン」は、意外にも本作が初の実写ドラマ化。この奇跡の起因となったのは、約2年前に上田が本作のプロデューサーに「天才バカボンをやりたい」と話したことだそうで、上田は「願えば叶うもんだなぁというのが正直なところ。ありがたかった」と感慨深げな様子。顔の深いシワをいじられることも多い上田は、パパの特徴であるおでこのシワにこだわり、「これだけは自前。100点満点で再現できたと思っています」と自信満々に語った。一転、「赤塚先生が描いたバカボンパパを再現できたかというと自信はない」と明かす場面もあったが、「『これでいいのだ』という哲学を念頭において、自分なりに一生懸命やらせていただきました」と明言し、その顔に充足感を漂わせた。

 そんな上田とママ役で共演する松下奈緒は、「こんな家族いいなぁと憧れてもらえるような家族の一員になれたことがすごく嬉しくて」と感激しきり。実は松下と同い年だというバカボン役担当のオカリナは、「31歳の女が少年の役!?」とオファーを受けた当初は耳を疑ったそうだが、そのビジュアルのインパクトは強烈で、自己採点は「80点くらい」と高得点。マイナス20点は「少年というのが難しかった。乙女が出ちゃいそうになる……」と語り会場を沸かせた。

 そのほか、レレレのおじさん役に小日向文世、おまわりさん役に高嶋政伸が出演し、2016年を舞台に、原作の世界観と昭和の古き良き雰囲気を残しつつ、笑いと感動をお届けする本作。上田は「バカっぽい所も満載なんですけど、家族や絆、繋がりの大切さを随所に感じられて、排他的なこの時代にやる意味がすごくあるのかな」とアピールした。(取材・文:鶴見菜美子)

スペシャルドラマ「天才バカボン」は3月、日本テレビ系にて放送

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