「コロコロアニキ」公式サイトより。
おたぽる

 2日深夜、元プロ野球選手・清原和博が、覚せい剤取締法違反(所持)の疑いで現行犯逮捕された。「覚せい剤は私のものに間違いありません」と、清原容疑者は容疑を認めているというから、これはもう受け止めるしかない事実のようだ。

 2014年に「週刊文春」(文藝春秋)3月13日号で、薬物容疑疑惑を報道して以来、上半身や足首に入れ墨を入れ、激太りし、ろれつが回らない話しぶりをさらし、うつろな表情でうろついてみたり。さらに昨年11月に開設したブログでは、泣いてみたり、飲食店でほか客の態度に立腹して灰皿を割り血の滲んだ手の画像をアップしてみたりと、何かと情緒不安定な様子を見せつけていただけに、多くの野球ファンは驚きつつも、一部からは「やっぱりか…」「センテンス スプリング!はやっぱり正しかった!」という声も上がっているようだ(ブログはすでに削除済み)。

 さて、清原容疑者逮捕と聞いて、オタク業界として真っ先に思い浮かべるのは『かっとばせ!キヨハラくん』だろう。河合じゅんじ氏によって、「月刊コロコロコミック」(小学館)にて1987年から94年にかけて掲載されたギャグマンガだ。なぜか出っ歯だが、そこそこスマートで格好良く描かれたキヨハラ、イヤラガセ好きで暗く、黒子塗れに描かれていたクワタなどを思い出す人も多いのではないか。

『かっとばせ!キヨハラくん』後、河合氏は『ゴーゴー!ゴジラッ!!マツイくん』→『モリモリッ!ばんちょー!!キヨハラくん』をコロコロコミック誌上で05年まで連載し続け、さらに14年にコロコロを卒業した中学生~大人向けに創刊された「コロコロアニキ」(小学館/不定期刊行)で、『かっとばせ!キヨハラくん』を復活させ、連載中だったりもするのだ。現状、「コロコロアニキ」からも河合氏からもコメントなどは発表されていないが、今後の展開が非常に心配だ。

 なお現在、週刊少年マンガ誌では、
・週刊少年ジャンプ『バディストライク』(KAITO)
・週刊少年マガジン『ダイヤのA actII』(寺嶋裕二)
・週刊少年サンデー『MAJOR 2nd』(満田拓也)
・週刊少年チャンピオン『ドカベン ドリームトーナメント編』(水島新司)
 4大誌に一作ずつ「野球マンガ」が掲載されているとおり、一昔ほどではないがやはり野球は今でも人気のジャンルで、中には「週刊モーニング」で連載中の『バトルスタディーズ』(作:なきぼくろ/ともに講談社)のように、PL学園をモデルにした強豪「DL学園」を舞台とした作品もある。

 高校野球時代には桑田真澄氏との“KKコンビ”で甲子園を沸かせ、プロ野球時代には西武黄金期、巨人、オリックスで長い現役時代を過ごした清原容疑者だけに、野球マンガ・アニメファンの中でもショックを受ける人も多いだろうし、さまざまな作品でモデルになっていたりする。ブログでは自身の高校時代の写真を掲載し「少年たちが甲子園を夢ではなく目標にしてほしい」と、野球少年たちへの思い入れを語っていたが、とんだ形で野球少年たちやファンの夢をぶち壊してしまった。

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