『Change.org』より。
おたぽる

 セガ・エンタープライゼス(現セガゲームス/以下、セガ)が、かつて発売していた据え置き型ゲーム機・ドリームキャスト。海外のファンを中心に現在、同機をHDゲーム機として復活させるプロジェクト「Project Dream」が進められており、プロジェクトのリーダーが「セガとの接触を果たした」と明かした。これにより、国内のドリキャスファンは「遂に時代が追いついた!!」「またできるのか!?」など、復活確定かのような喜びの声を上げている。

 1994年に登場したセガサターンは、『バーチャファイター』やソニックチームが生んだ絵本のような世界観のアクションゲーム『NiGHTS into dreams...』などの人気タイトルはあったものの、同時期に発売されたプレイステーションに人気が集中し、苦戦。その状況を打破すべく、セガが第6世代ゲーム機として98年に発売したのがドリームキャストだ。序盤こそ、奇妙な生物・シーマンと喋る『シーマン』や、名作の呼び声が高い『シェンムー』といった作品で人気を博したが、プレイステーション2、ニンテンドーゲームキューブ、さらにXboxと、他メーカからも第6世代ゲーム機が登場し、徐々に人気は落ちていき、01年3月をもって製造中止となってしまった。

 しかし、ドリームキャストはゲーム機としての性能は高く、前述の『シェンムー』をはじめ、アパートの一室で神様となる人生介入型アドベンチャー『ROOMMANIA #203』(後にPS2でも発売)、第二次世界大戦を舞台とした戦車線シミュレーション『パンツァーフロント』(アスキー)、街中にグラフィティを描くアクション『ジェットセットラジオ』など名作も多く、国内外を問わずコアなゲーマーに、いまだ根強い人気を誇る。

 そのドリームキャストをHDに対応させ、新たな復活を試みるプロジェクト「Project Dream」。海外請願Webサービス「Change.org」にて展開するこのプロジェクトは、「Sega Dreamcast Limited Edition Console」という新ハードの設計とリリースをセガ(of America)に請願するための署名活動で、15年12月に日本でも話題を呼んだ。

 いま現在、およそ2万8,000人の署名が集まっている同プロジェクトのリーダー、Bertie Wiseman氏とJoanne Freeman氏。先頃、両氏が海外のサイト「Twinfinite」のインタビューで、セガと接触し、「準備ができたら、これまでに得たものを送ってほしい。それを適切な人々に届ける」との約束を取りつけたことを明かした。なお、セガの反応は好感触だったという。

 過去のドリームキャストのタイトルはもちろん、オンラインストアでのデジタル形式販売も想定しているという「Sega Dreamcast Limited Edition Console」。具現化が見えてきたようにも感じられ、日本のファンからは「頼んます」「久々熱いニュースや!」「ドリキャスは不滅だよ!」「セガユーザーとしては嬉しい話だね」「これマジなら凄いことになる!旧作の価格暴騰するかも」「これは是非ともがんばってほしい。セガは時代先取りしすぎ」「早すぎた神ハード」「セガのハードは世界一!」などの声が上がっている。中には、「できればサターンのソフトもやれるようにしてほしいです」と欲張る声も。

 ほかにも、自分が好きなソフトの名を出すファンも多数いるが、一部では「海外の話ですよね。実現したとしても国内販売はできないんだろうな。大人の事情で」「んーでもなー、なんかやろうと思えば、別のハードでできるゲームばっかりのような」「Steamでソフトを売ってくれれば充分でしょ」などのネガティブ発言も見られる。

 今後どう展開していくかわからない「Project Dream」。しかし、セガとの提携が実現しなくても、プロジェクトは継続していきたいと伝えている。セガはドリームキャストを最後にハード機を出していないだけに、「Sega Dreamcast Limited Edition Console」に期待したい。
(ゲームタイトルに関して、言及のない限りセガゲームス)

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