ベッキー(撮影:トカナ編集部)
TOCANA

 週刊文春が報じ、日本中を騒然とさせたタレント・ベッキー(31)とロックバンド「ゲスの極み乙女。」のボーカル・川谷絵音(27)との“不倫スキャンダル”。この騒動によってベッキーは民放のレギュラー全10番組から姿を消し、複数のCM契約も打ち切られ、芸能活動を休業することを余儀なくされた。

 明るく元気なキャラクターもあり、メディアで彼女を見かけない日はないほどの人気絶頂を極めていた最中の大転落。世間は、まるで手のひらを返したかのように大バッシングを開始した。そして今、その余波は海外へと広がり、日本社会や日本人についてのさまざまな議論まで巻き起こっている。今月8日には、英国の大手紙「ガーディアン」が、ベッキー騒動について「日本の芸能界に性差別がはびこっている証拠である」との論調を繰り広げ、大反響を呼んでいるようだ。

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■英紙「ガーディアン」、ベッキー騒動にブチ切れ!

「ガーディアン」がもっとも問題視しているのは、社会からの集中砲火が川谷よりもベッキーに向けられている点だ。ベッキーの心中について「川谷は仕事を続けているのに、なぜ私だけが批判の矢面に立たされているのかと考えているに違いない」と察したうえで、これは「極めて不公平な事態だ」と断じている。たしかに、1人で不倫できないことを考えれば、その責任はベッキーと川谷の両者にあるはずだ。しかも、川谷は既婚者である。もともと知名度に圧倒的な差があったとはいえ、外からはベッキーだけが損をしているように見えてしまうのも仕方ないだろう。

 同紙は“ベッキー叩き”について「日本の芸能界に女性差別が根強く残っていることを象徴している」と論じ、さらに「若い女性は貞淑であるべきだという暗黙のルールを破ったことによるものだ」と日本人の精神面にまで踏み込んで分析。2013年にAKB48の峯岸みなみが「恋愛禁止」というルールを破り、頭を丸めて謝罪した動画も持ち出し、「日本の伝統的な謝罪の方法である」と紹介している。

 まさに“何かがおかしい日本”、そしてその被害者たるベッキーという構図を強く印象づける記事となっているが、最後は日本在住の外国人ジャーナリストの言葉を借りて「日本の芸能人にとって重要なものは、才能よりも“どれだけ大衆から好かれているか”である」「このことは、芸能人の私生活も事務所の管理下に置かれることを意味する」「もうベッキーが大衆から同情を集めることはないように思える」と芸能界についての考察も加えている。


■ベッキー騒動、いまや世界の関心事に!

「ガーディアン」の記事が公開されると、各国の読者からコメントが殺到。以下に、それら反応の一部を紹介しよう。

「日本は技術大国だけど、男たちはまだ野蛮なのさ」
「女性蔑視と偽善は、ダブルスタンダードとして日本にずっと存在している」
「でも日本の電車には『女性専用車両』があるよ。これはどう捉えたらいいのだろう」
「日本人の謙遜さや慎ましさ、丁寧さの裏には、奇妙な風習が隠れているのさ」
「病的な社会だ。こんな社会を、私たちはかつて良い例として見習おうとしていた時代があったなんて」
「これは日本の文化だよ。おせっかいするべきではない。独特の決まりに苦しんでいるのは日本の女性だけではない。男性もだよ」
「(ベッキーの)相手の男が、12歳にしかみえないことのほうが問題じゃないか?」

 日本を飛び出したベッキー騒動が、もはや世界のネットユーザーの関心事になっていることがおわかりいただけるだろう。海外の視点を知ることは、今回の騒動が持つ「別の一面」について考えてみる良い機会となるかもしれない。

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