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就職では依然として強いと言われている「体育会系」の人材。体力があり、上下関係に厳しいといった点が歓迎されているようだが、そうした中、ネットに「運動部未経験の男は使い物にならない」という投稿が寄せられ、議論が起きている。

2月5日、ある男性ユーザーがツイッターにこんな投稿をツイートした。

「俺の観測範囲では運動部に所属していた時期が全然無いような男はかなりの確率で使い物にならないから、俺が選んでいいなら全くやってなかった奴は他によほど良いところでもない限りは採用しないかなぁ」

「男なら普通やること」をやらずに育った奴を仲間に入れたいか

運動部で何が育まれるのは「わからない」としながらも、とにかく運動部に全く入ってこなかった、というのが問題なのだという。

「エリートでもないのに運動部にも所属してなかった奴はマジでヤバいよな」
「男なら普通やることをやらずに育って、しかも他に取り柄もない奴をあえて仲間に入れたいかってことなんだよな」

と辛辣な言葉を投稿している。一般的な成人男性なら、中高時代に運動部に所属して仲間と一緒に汗を流す経験をするのが普通らしい。

こうした一連の投稿が数百件リツイートされ、議論が勃発した。普段、体育会系に批判的なネット民だが、意外と賛同する声も多い。先輩との付き合い方を学ぶので、

「運動部にある程度在籍してる人間はとりあえず、人並みのコミュ力は身についてる」

という指摘もある。この観点からすると、個人プレーが主体の陸上や水泳などは運動部としては微妙なのだそうだ。

また、前出のツイート同様、運動部に所属するという当たり前の経験を通って来なかったこと自体がもうダメ、という意見もある。「人生の、各ステージで、その年齢に応じた『適切』なことをやってきているか」ということが重要なのだという。ただ、なぜ運動部が「適切」なのかは依然不明だ。

「集団行動大事なら、FF14の上位プレイヤーを採用すりゃいい」

この意見には当然のことながら、反発の声も少なくない。団体行動の基本ならば、吹奏楽部などの文化部でも学べる。もはや部活である必要も全くなく、

「そんなに集団行動大事なら、FF14の上位プレイヤーを採用すりゃいいんですよ」

という声も出ていた。この人物は、スポーツをやたら神聖なものとして捉える風潮に憤っており、「スポーツなんて単なる遊びであって、まあ求道的人格形成的な要素もあるけどそれはバンドも漫才もゲームもみんな一緒。スポーツだけが特別じゃない」とも投稿していた。

「職種による」という意見も当然だろう。営業なら体育会系が欲しいが、開発職なら体力だけでは務まらず、オタク気質の人の方が向いている可能性も高い。人材は適材適所で使うべきであって、全員が運動部経験者である必要もない。

そもそも、「運動部未経験だから○○」といった一面だけを見て人を決めつける論調がよろしくない、という指摘もある。単に非体育会系に「自分とウマの合わないヤツが多い」ことを、

「『相手の能力が低いせいだ』『俺が普通で俺が正しい』などと一方的差別や自己正当化で論じているのが問題」

というわけだ。中には、「今日の『こんなことを堂々言う人が会社にいなくてよかった』案件」と突き放し気味に見る人もいた。

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