原因は親…!? 「暴力をふるう男の子」の親がつい言いがちな口ぐせ3つ
WooRis

警視庁の調べでは平成12年以降、家庭内暴力の件数は1,200件前後を推移しています。これはあくまでも警視庁が把握している件数なので、明らかになっていないものも含むと、実際にはさらに多くの件数にのぼると予想できるでしょう。

その内訳を見てみると、圧倒的に多いのが“母親に対する暴力”。これは人ごとではありませんね……。しかし、その暴力行為や親の子どもへの高圧的な口ぐせが子どもの暴力行為を招いてしまうこともあるんです!

そこで今回は、心理カウンセラーの金盛浦子さんの著書『いざと言うときに役立つ 子育てQ&A95』や『WooRis』の過去記事を参考に、暴力をふるう男の子の親が言いがちな“負の口ぐせ”を3つご紹介します。

子どもを暴力へと駆り立てる接し方をしていないか、是非チェックしてみてください。

 

■口ぐせ1:「でも」「しかし」

息子が話しかけてきた際に、必ずと言っていい程「でも」「しかし」と言っていませんか?

たとえば、「○○したいと思っている」という息子に、「でも、それは△△だから止めた方がいいよ」など意見をキチンと聞かずに、親の考えを押し付けてしまっているようだと要注意です。

もともと男の子は、女の子ほど能弁ではないですよね。そのような性質がある中で、親が話を聞こうとする態度を持たず、言葉で説明させることをしなかったらどうなってしまうでしょう?

親が理解してくれない不満や憤りがつもりにつもって、ついには暴力という手段でしか訴えられなくなる……といったことは大いにあるのです。

■口ぐせ2:「いや、……だよ」

負の口ぐせ2つ目は、「いいえ」と同じ意味の「いや」。1つ目の「でも」や「しかし」と近しい類の口ぐせですね。

「いや」とは、相手の言ったことを否定し、自分の考えを述べようとするときに用いる語。

何かを話すたびに、「いや、違うよ」「いや、そうじゃないでしょ」と言われたら、「この人に話しても理解してもらえないから、話すのはもうやめよう……」という気分になってしまうもの。それは息子も同じです。

息子の話している内容が「違うな」と感じたとしても、まずは話を「そうだね」と一旦受け止める姿勢を持つようにしたいものです。

■口ぐせ3:「男なんだから……」「男らしくない」

3つ目の負の口ぐせは、「男なんだから」「男らしくない」です。

女性がイメージする“男らしさ”、男性がイメージする“男らしさ”とは一体何なのでしょうか? 百人いたら百通りの答えがあるように、正解はないですよね。

親がイメージした型に息子が当てはまらず叱咤してしまうと、息子の心を傷つけ、一生苦しめることになってしまう可能性大です。

そのトラウマがきっかけで、攻撃性や暴力という形となって表れることもあると言いますので、くれぐれもこの言葉を安易に言うのはやめましょう。

いかがでしたか?

子どもは一番身近な親に「自分の気持ちを分かってもらいたい」と思っているはずです。実際に、ご自身の子ども時代を振り返ってみた時に、そうではありませんでしたか?

案外、人は意識的に“話を聞こう”と思わないと、人の話を聞けていないものです。まずは、子どもの話をよく聞くようにしてあげてくださいね。

(ライター 大宮つる)

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