地球にとって一番身近な天体である月。その起源にはいくつかの説があるが、遠心力で地球の一部が飛び出したとする「親子説」、地球とほぼ同時期に形成されたとする「兄弟説」、別の場所で形成されて地球の引力に引き寄せられた「配偶者説」などが唱えられてきた。しかし、現在もっとも有力なのは、太古の地球に火星ほどの大きさの天体が衝突した時に飛散した物質がまとまったとする「衝突説」だ。

 ところが、世界の宇宙愛好家の間で密かに囁かれてきた“もうひとつの説”が存在することをご存知だろうか? 今回は、なんと“月それ自体が宇宙人によって生み出された建造物”だとする「宇宙船説」の詳細について解説しよう。

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■月は地球よりもずっと古い? 中は空洞?

 月「宇宙船説」を初めて提唱したのは、旧ソ連の科学者アレクサンドル・シチェルバコフ博士とミハイル・ヴァシン博士だ。1970年、彼らはソビエト連邦科学アカデミーの学会誌に『月は地球外生命体による創造物か?』と題した論文を寄稿した。

 問題の論文において2人の科学者は、月の地表を構成するクロミウム、チタニウム、ジルコニウムなどの物質が地球由来ではないことや、月の岩に地球上のあらゆる岩よりも古いものが含まれていることを指摘。「人類の科学技術をはるかに凌駕する、地球外知的生命体によって作り出された建造物」であり、「遥か彼方で製造されてから持ち込まれたものである」と結論づけた。

 また彼らは、月は地表こそ数十kmという厚さの岩や砂で覆われているものの、内部は空洞になっており、宇宙人が隠れていると考察。その目的について「人類を監視し、コントロールすることにある」と説いたのだ。


■宇宙人説を補強する数々の伝説

 月それ自体が、地球を監視する目的で宇宙人によって生み出されたなどと、実に突拍子もない説に聞こえるかもしれない。しかし、おおっぴらには口に出さずとも、本心では「宇宙船説」に賛同する宇宙愛好家も少なくないという。それは地球上に、この「宇宙船説」を裏づけるかのような数々の伝説が存在するためだ。月「宇宙船説」を補強するもっとも代表的な伝説は、人類発祥の地であるアフリカ大陸に残されている。

 現在の南アフリカからジンバブエにかけて約1,000万人が居住するズールー族の言い伝えでは、かつて地球に四季は存在せず、大地はすべて穏やかな霧で覆われていたという。しかし、空に月ができるとすべてが一変し、大地が自然災害などで人間に対して牙をむくようになったそうだ。

 そして、ズールー族にとって月は“人の姿をしたヘビ”こと「チタウリ」の棲家であるという。しかし、よく考えてみてほしい。“人の姿をしたヘビ”とは、“人型の爬虫類”すなわち宇宙人の一形態である「レプティリアン」としか考えられないではないか。そして、これとよく似た“ウロコを持つ”神々の存在については古代メソポタミアやシュメール文明の神話でも言及されている。太古の昔、文明の黎明期にあった人類を監視し、コントロールするために、地球外知的生命体が月という宇宙船に乗って地球の近くにやって来た――そう捉えることもできるのだ。


 現在、アポロ17号(1972年)以来途絶えてしまった有人月面着陸計画を復活させようという動きも各国で起きているが、次回の有人探査によって「宇宙人説」に何らかの進展が見られることになるのだろうか? 月は、まだまだ謎とロマンに満ちている。


※画像は「Wikipedia」より引用

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