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フジテレビは2月26日、全世界で人気のスマートフォンゲーム「イングレス」を運営する米ナイアンティック社への資本参加を発表した。

今回、出資が決まったナイアンティック社は、グーグルマップの責任者だったジョン・ハンケ氏によってグーグル社の社内ベンチャーとして創業。昨年10月、グーグル社が持ち株会社に移行したのに伴い独立した。

ナイアンティック社が開発・運営している「イングレス」は世界で1,400万ダウンロードされている人気ゲームで、スマートフォンに搭載された全地球測位システム(GPS)などの位置情報を使い、実際の場所を訪れながら、自分の陣地を広げてゆく陣取りゲームだ。専用アプリは200を超える国と地域でダウンロードされている。

フジテレビは昨今、世界市場を視野にいれた番組やゲームなどの製作を本格化。拡張現実技術(AR)を利用したオンライン位置情報ゲームを運営するナイアンティック社に資本参加することで、様々な協業を加速する狙いがある。

ナイアンティック社への資本参加に至った背景について、フジテレビの大多亮常務取締役は「急成長を続ける位置情報ゲームのテクノロジーと、我々の得意とする物語を生み出す力を掛け合わせることで、テレビの新たな可能性を切り拓き、より多くの人々に楽しんでもらうエンターテインメントを、ナイアンティックと共に創り出していけることを期待しています」とコメントしている。

また、ナイアンティック社のジョン・ハンケCEOは「フジテレビのみなさんをナイアンティックのファミリーにお迎えできるのは、大変エキサイティングなことです。フジテレビは、物語をつむぎ、数多くの人を感動させる素晴らしい力をお持ちです。製品やサービスを通じて、世界中の人々を冒険と発見の楽しみに誘うという私たちのミッションも、力を合わせることで大きく前進することでしょう。この素晴らしい旅路を共にできることを、私は心から楽しみに思っています」とコメントした。
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