超インパクト!みかんを丸ごと入れる「みかん鍋」を作ってみた
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段ボールいっぱいのみかんが届いてしまった。ありがたいが、どう消費しようか悩む。大量のみかんを消費する方法を「教えて!goo」で検索すると「みかんを大量に消費できるレシピ募集」の質問を発見した。「一番手っ取り早いのはジュースかな」(mairyonaoさん)、「軽く塩もみした白菜とみかんをマヨネーズで和えてサラダにします」(hippoo321さん)などのアドバイスが寄せられていた。そんな中気になったのが「山口県には『みかん鍋』という摩訶不思議な鍋があります」(lumba-lumbaさん)という回答。いったいどんな鍋なのか。非常にミステリアスである。そこで、みかん鍋の作り方を管理栄養士の阿部佳奈絵さんに話を伺ったのでご紹介したい。
■みかん鍋ってどういう鍋?

みかん鍋とはいったいどのような鍋なのだろうか?

「山口県のみかんの生産地、周防大島の名物料理です。周防大島は山口の生産されるみかんの約80%のシェアを誇る地域なんですよ。「みかん鍋」は、温州みかんと魚介類のお鍋で、『1、焼きみかんが入っている』『2、みかんの皮を練り込んだ地魚のつみれが入っている』『3、薬味としてみかん胡椒を入れる』『4、鍋のシメは淡雪みかん雑炊』という定義が4つあるとされています」(阿部さん)

焼きみかんが入っているとは、すごいインパクトだ。自宅で作りやすいレシピも教えてもらった。

2~3人分の材料は・水800cc・昆布1枚・みかん一人1個・水菜2束・白菜1/8玉・しいたけ4個・ネギ2本・絹豆腐1/2丁・たら一人1切れ・調味料は・顆粒だし大さじ1/2杯・醤油大さじ3/4杯・みりん大さじ1/2杯。

続いて作り方を紹介しよう。1)みかんをオーブン180℃で8分焼く2)水に昆布をつけておく3)用意した調味料と、焼けたみかん、白菜の芯、ネギを入れて火をかける。この時、焼いたみかんにナイフで切り込みを入れておくと、より香りが楽しめる。4)沸いてきたら、残りの具材をいれ、火が入ったら出来上がり!

みりんと醤油を入れて少し甘めに味付けしているところがポイントだそう。フードプロセッサーがあるならつみれ作りにチャレンジしてもいいだろう。2~3人分のつみれの材料は、白身魚2切れ・片栗粉大さじ1杯・みそ小さじ1杯・塩ひとつまみ・みかんの皮適量(皮の白い部分は苦味の原因になるので取り除く)を用意しよう。

上記材料をすべてフードプロセッサーに入れて混ぜ、ペースト状になったら、まるめてお鍋に投入するだけ。また「みかん胡椒」の代用でゆず胡椒を入れてもおいしくできるそうだ。

■栄養学的にどうなの?みかん鍋

見た目のインパクトがみかん鍋の栄養も気になるところだ。

「みかんの特に皮やすじの部分には「ヘスペリジン」というポリフェノールの一種が多く含まれています。ヘスペリジンは毛細血管の柔軟性を保ち、コレステロール値の改善に作用してくれます。みかん鍋に入れた皮の部分もつみれにしたり、みかん胡椒にしたりと、余すところ無く使用しているので、普通のお鍋の後にみかんを食べるよりも効果的に栄養素の摂取ができているのではないかと思います」(阿部さん)

■みかん鍋独特のシメとは…!?

鍋好きにとっては鍋のシメも外せない。冒頭で登場した「みかん鍋」定義のひとつ、「泡雪みかん雑炊」とはどういうものなのだろうか。

「泡雪雑炊は、見た目もみかん! に仕立てたふわふわしたメレンゲの雑炊です。メレンゲのふわふわした見た目ととろける舌触りに、みかんの甘い味がクセになるシメです」(阿部さん)

泡雪みかん雑炊の作り方を紹介しよう。1)卵を割って、卵白と卵黄に分ける。2)卵白はメレンゲ状に泡だて、卵黄は黄身をといておく。3)鍋の残り汁の中に、ごはんをいれて少し火を入れたあと、メレンゲを流しいれ、蓋をして30~1分待つ。4)メレンゲがふんわりとしたら溶いておいた黄身を全体にかけて、水菜を飾り、みかんに見立てて出来上がりだ。

「みかん鍋」とシメの「泡雪みかん雑炊」の詳しい作り方は、以下の動画をチェックしてほしい。


ニコニコ動画で見る→bit.ly/1R5XUWI

●専門家プロフィール:阿部佳奈絵 同志社女子大学食物栄養科学科を卒業後、管理栄養士の資格を取得。保育園での栄養士や料理教室講師を経て、現在はお料理サークルtaberuを主宰。

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教えて!goo スタッフ(Oshiete Staff)

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