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最近は少なくなってきましたが、やはり自動車漫画には心を躍らせてくれるものが数多くあります。特に激しいレースのある熱い漫画は、何度も読み返してしまうほど。そこで今回は、読んでいるとつい熱くなってしまうような「ドライビングシーンが熱い自動車漫画」を紹介します。

●『頭文字D』作者:しげの秀一

「ドライビングシーンが熱い自動車漫画」といえば、週刊ヤングマガジンで1995年から2013年にかけて連載されたこの作品を挙げないわけにはいきません。車に興味はないけど卓越した運転技術を持つ主人公・藤原拓海が、さまざまな経験をしながら公道レースに魅力を感じていく……というストーリーの作品。アニメや実写映画になるなど一世を風靡(ふうび)しました。峠を舞台にしたバトルが繰り広げられるのですが、その模様は漫画ながら非常に迫力があります。特に「ミッドナイトパープル」のゴッドフット戦、ゴッドハンド戦は屈指の見どころです。

●『オーバーレブ!』作者:山口かつみ

けがで陸上選手の道を諦めることになった女子高生が、偶然目にしたドリフトと、その車を運転していた女性ドライバーに憧れ、ドライバーとしての道を進むことになる……というストーリーの作品。1997年から2004年まで連載された、自動車漫画には珍しい女性主人公の作品です。初心者が一歩ずつ車の知識を学び、運転技術を習得していくという姿が非常に丁寧に描かれており、車に詳しくない人でも楽しめます。またレースシーンの迫力も高く、ドリフトが主題の漫画だけあってコーナーの描写は圧巻でした。

●『カウンタック』作者:梅澤春人

幼少期の憧れだったカウンタックLP400を、250万円と言う破格の金額で手に入れたサラリーマンの空山舜が、そのことをきっかけにこれまでとは違う刺激的な日々を送ることになる……というストーリー。舜は手に入れたLP400を駆り、ライバルたちとさまざまな形のレースをすることになります。本作は登場するスポーツカーの描き込みが緻密で、それらが激しく競い合うレースシーンも迫力十分。ハイスペックのスポーツカーならではの高速バトルは圧巻です。

●『ガッデム』作者:新谷かおる

ビッグコミックスペリオールで1988年から1990年にかけて連載された自動車漫画。高い運転技術を持ちながらも、目立った成績の残せないラリードライバーの轟源(とどろき げん)が、名実共に一流のドライバーに成長していく姿を描いています。当時は一般的ではなかった「ラリー」を題材にした作品で、それが一番の特徴です。未舗装の荒れた道を豪快に走り抜けていく迫力は見もので、またタイヤの向きやフロントグリルに付いた泥や砂、またナビゲーションを担当するコ・ドライバーの視線など細かい部分も注目です。

●『capeta』作者:曽田正人

レーシングカートに魅せられた小学生・平勝平太(たいら かっぺいた)が、廃材で作った自作カートで快進撃を重ね、さらには世界を舞台に戦うレーシングドライバーにまで成長していく、というストーリーの作品です。月刊少年マガジンで2003年から2013年まで連載されました。主人公の勝平太には強力なライバルが多く、彼らとギリギリの戦いを繰り広げていきます。そのレースシーンは本物とは違った、漫画ならではの迫力と臨場感があります。また、読みながら涙してしまうほど熱い展開も魅力でした。

ドライビングシーンが熱い漫画を紹介しました。この中で初心者向けなのが『オーバーレブ!』。走り屋問題の提起なども作中で行われているなど、非常に丁寧な作りの自動車漫画です。春休みなど、時間のあるときに読んでみてはいかがですか?

(中田ボンベ@dcp)

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