タイで「中国人客が料金払わず大暴れ」と報道、中国メディア「誤報だ。料理の量少ないから値引き要求。人民元で受け取れと言っただけ」
サーチナ

 中国メディアの新浪網は、最近になりタイで、「中国人客が、飲食店で料金を払わず大暴れした」と報道されたことを「事実でない」と主張する記事を掲載した。料理の量が少ないとして値引きを要求し、人民元を受け取りを求めて争いになっただけという。

 騒ぎが発生したのは中華料理店で、シンガポール籍の華人(中国系住民)が1年ほど前に開業した。ただし、中国語を使っての意思疎通は、必ずしもスムーズではないという。

 18人の中国人グループが2月28日午後7時ごろに来店した。店側はタイ語・英語・中国語で書かれてメニューを出した。注文してから15分ほどたってから中国人は料理を変えたいと言い出したが、店側はすでに調理を始めているのでできないと断った。

 支払いになり、店は2570バーツ(約8790円)を請求した。中国人客は「料理の量が少なかった。まだ食べたりない」、「600バーツしか持っていない」と言い、値引きを求めた。

 店主によると、その時までに感情的になっており、値引きに応じる気にはなれなかった。トラブルになったので店側はスマートフォンで動画撮影をしていた。写された中国人が激怒して、大声で怒鳴り、店員からスマートフォンを取り上げようともした。その時の映像を使って、タイのメディアが報道したという。

 また、店側が「食べたのに払わないのか」、客が「そんな金はないだろ」とやり合っている部分が取り上げられ、中国人客の「無銭飲食行為」と理解されたようだという。

 中国人客は「人民元でなら払う」と主張。店側は当初、拒否したが。最終的に人民元514元(約8390元)を受け取ることで合意した。

 2015年にタイを訪れた旅行客は2900万人を超えた。約27%に相当する790万人が、中国人客だったという。

 記事は、「問題を起こす中国人は少数」、「タイの習慣を無視しようとは思っていないが、言葉が通じないなどの原因でトラブルが発生する場合も多い」などと主張。

 最後の部分では「タイに旅行に行ったら、自分は外国人であることを意識せねばならない。食事でも、宿泊でも、観光でも、郷に入れば郷に従えと申し上げたい」と論じた。(編集担当:如月隼人)(イメージ写真提供:123RF)

全文を表示