テレビ東京公式サイトより。
おたぽる

 2日、テレビ東京は4月の改編発表会を開催。改編率でいうと、全日帯(午前6時~深夜0時)53.9%、ゴールデン帯(午後7~10時)42.1%、プライム帯(午後7~11時)33.0%という大幅改編を実施すると発表した。ただ、既存の番組の枠移行、枠の短縮・拡大がほとんどで、打ち切りとなってしまう番組はほとんどないようだ。

 目立つ移行では、『木曜8時のコンサート~名曲!にっぽんの歌~』を4月からは毎週金曜午後7時台に変更。番組名も『金曜7時のコンサート~名曲!にっぽんの歌~』に。また土曜の午後8時台は、熱いラブライバーが登場したことでも知られる、現在深夜にレギュラー放送している『家、ついて行ってイイですか?』を放送するなど、週末のゴールデン帯を強化する意向を示した。

 以前は「俺たちのテレ東」などいわれ、ネット上からの評価・好感度も高かったテレビ東京だが、この“大幅改編”ニュースに際しては、「芸人が増えてきたのが嫌だな」「バスツアーもYOUも、最近マンネリだし」「お笑い番組ばっかでフジみたい」と、評価はわりとシビア。中には「石坂さんのニュース見てからは『鑑定団』も楽しめなくなってきた」「石坂の一件といい、テレ東もダメな方向に進んでいる気が」といった声も。“石坂浩二ショック”が、テレ東ファンに与えた影響はそれなりに大きかったようだ。

 一方、おたぽる的に注目したいのは、土曜深夜に新設されたドラマ枠『土曜ドラマ24』。放送第1弾は、『孤独のグルメ』でも知られる久住昌之の『昼のセント酒』(画:和泉晴記/カンゼン)のドラマ化を、ドラマ『孤独のグルメ』シリーズのチームが制作を担当。『昼のセント酒』は平日の昼間に、背徳感を感じながらも銭湯で体を流して、明るいうちから一杯飲むという“大人の道楽”を、演劇ユニット「TEAM NACS(チーム・ナックス)」の戸次重幸を主演に据えて描く。

『孤独のグルメ』の成功が印象的だったためか、『昼のセント酒』へのネット上の期待は高い。主演が発表されれば戸次重幸がTwitterでトレンド入り、「これは期待しかない!」「ぼかぁ、うれしいよ…」といった喜びの声が上がっていた。

 また毎週金曜の深夜0時52分からは、『山田孝之の東京都北区赤羽』の題材にもなった、『ウヒョッ!東京都北区赤羽』の原作者・清野とおるのコミック『その「おこだわり」、俺にもくれよ!!』(講談社)をベースとしたフェイクドキュメンタリードラマ、『その「おこだわり」、私にもくれよ!!』が放送されるのも、見逃せないところ。

 また、昨年の同時期に行われた改編発表会では、深夜アニメの放送が一旦途絶えてしまい、アニメファンから悲痛な声が起こったが、今回の発表会では特にアニメに対する言及はなかったようだ。

 現在、テレビ東京の公式サイトを見ると、『ベイブレードバースト』『夕ぎりゲーム学園』『バトルスピリッツダブルドライブ』『アイカツスターズ』などといった夕方アニメたちや、放送時間がまだ表記されていない『聖戦ケルベロス 竜刻のファタリテ』『双星の陰陽師』『Re:ゼロから始める異世界生活』も4月からの放送が控えているので、多少の本数増減はあっても、大幅な変更はなさそう。とりあえず一安心といったところだろうか。

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