新品の靴下を1足に留めているアレ
NEWSポストセブン

 一度は見たことがあるけれど、何と呼ぶのかわからない。そんな「アレ」の名前と由来を紹介。

●ソクパス
──新品の靴下を1足に留めているアレ

 1948~1949年頃の米国では「パッチャー」と呼ばれていたが、拡げた形がコンパスと似ているため日本では「ソックス+コンパス」でソクパスと呼ばれるように。日本で最初に使用したのは靴下などの企画製造販売を行なうナイガイ。同社では約8年前にアルミ製から紙製に変更、アルミ製は流通量が減少傾向にある。

●アグレット
──靴紐の先端についている堅いアレ

 フランス語で小さな針を指す「aiguille」(エギーユ)が語源。紐の先がほつれるのを防ぐほか、靴紐を通しやすくする。装飾品としての目的もあり、プラスチック製のもので100円程度から、金属製でも数百円程度で購入できる。

●パーゴラ

 もともとイタリア語で「ぶどうを生育する棚」をさす言葉だったが、今では広くテラスの上部に組む棚をさす言葉となった。天井部は主に木製の網屋根で蔓などの植物を絡ませて日陰を作る。「日陰棚」、「つる棚」ともいい、日本では藤が有名。

●カルトン
──商店や金融機関などでお金を乗せるアレ

 厚紙でできた箱を意味するフランス語「carton」から。タバコなどをひとまとめにしている箱を「カートン」と呼ぶことと語源は同じ。プラスチック製、革製などがある。「キャッシュトレー」や「会計盆」とも。

●グレーチング
──車道の脇にある排水口の蓋

「grating」とは英語で格子やスノコを指す言葉。戦艦大和の建造に関わった技師・山本茂氏が立ち上げた会社、ダイクレがアメリカの軍艦に用いられていたグレーチングを参考にし、1951年に日本で初めて製造・販売したといわれている。鉄製、ステンレス製、ガラス繊維強化プラスチック製などがある。

※週刊ポスト2016年3月18日号

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