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110109_shirou.jpg 「さんまのからくりテレビ」のご長寿早押しクイズの司会などで知られる人気アナウンサー、鈴木史朗さんが2011年1月8日、ニコニコ生放送の番組「ゲームのじかん」に出演し、「ゲームは体にいい」「ゲームは犯罪を減少させる」とゲームをすることのメリットを語った。

 鈴木さんは71歳という年齢にもかかわらずアクションゲームを得意とする「高齢ゲーマー」。2008年1月に放送されたテレビ番組では、「バイオハザード」で次々と敵を倒していく"神業プレー"を披露し、話題になった。現在はさらに腕前を上げ、「6万点とればプロクラスと言われていますけど、今は17万4000点」という。

 そんな鈴木さんが、Xbox360のアクションRPGゲーム『Mass Effect 2』を紹介するニコ生の番組に出演。戦闘ゲームの魅力についてたずねられると、

「闘って勝つというのは、男の本能の一つだと思います。今の世の中では、それは必ずしもほめられたことじゃないかもしれませんけど」

と断りながら、アメリカのハーバード大学で実施されたという「ゲームと犯罪の関係」についての調査結果に言及した。

「ゲームで面白い調査があるんですけど、アメリカでは、ゲームがはやったと同時に青少年の暴力や性犯罪が激減したんです。ゲームで消化できた、つまり代理できたんですね。現実には犯罪が減ったんですね。だからゲームのなかで戦うというのは、ものすごく解消しますよ」

 マスメディアでは、少年の凶悪犯罪が起きるとその原因をゲームに求めようとする論調がよくみられるが、鈴木さんは「ゲームはむしろ犯罪を減少させる」という見方を示したのだ。この発言はゲーム好きのニコ生ユーザーにも好評で、「いいこというねぇ」「都知事に聞かせたい」といったコメントが多数書き込まれた。

■ 「ゲームは非常に体にいい」

 実際、ハーバード大学医学部の研究者は、1257人の子どもと500人の保護者に対するリサーチをもとに「暴力描写の多いゲームをやる子どもは暴力的になる」という世間の常識を否定する研究結果を発表している(『ゲームと犯罪と子どもたち』)。おそらく鈴木さんの発言はこの調査を念頭においたものだろう。

 鈴木さんはさらに「ゲームは非常に体にいい」とも発言。車の運転を例にあげながら、ゲームの効用を語った。

「アクション(ゲーム)の場合は車と一緒で、前後左右に気を配る。それを『0・何秒』で動かなければいけないわけです。車はそれに比べると非常に緩慢なわけだから、車の運転が楽で楽で・・・」

 そう話す鈴木さんは「からくりテレビ」でおなじみの淡々とした口調で「0・何秒の世界を闘い抜くわけですから、ぜひ若い人もあれで何かを鍛えてほしいと思いますね」と、若者にゲームをすすめていた。

(亀松 太郎)

ニコニコ生放送「ゲームのじかん 第25回 ~​史朗さん、宇宙へ。~」(「ゲームと犯罪」についての発言シーン)
http://live.nicovideo.jp/watch/lv35618728#46:15
(番組はタイムシフト機能で2011年1月15日まで視聴できる)

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