日本人はなぜ毒のあるフグを食べたがるうえ、あたって死ぬ人が少ないのか=中国メディア
サーチナ

 愛くるしいボディとは裏腹に、内臓には猛毒を蓄えている高級食材、フグ。日本の情報に敏感な中国人は、フグが日本を代表するグルメ食材の1つであることを認識しているが、その一方で「どうして毒にあたるリスクを冒してまで、喜んで食べるのか」と疑問に思っている人も少なくないようだ。

 中国メディア・趣聞猟奇は14日、「日本人は劇毒のフグを食べてどうしてバタバタと死なないのか」とする記事を掲載。「日本人のフグ好き、しかも全く毒にやられることを恐れない精神はしばしば外国人が理解に苦しむ」とし、その「淡泊でかすかに甘い」という味覚についても「そのような食べ物は街にあふれているのではないのか」と問いかけた。

 そのうえで、それでも日本人がフグを追い求める理由は「毒を持っていること」にあると指摘。「ワルい男が女にモテる、美しいバラにはトゲがある」のと同じであり、日々抑圧された生活を過ごしている日本人は「この毒のある食べ物に対してなおさら抗えなくなる」と解説した。

 さらに「どうして日本人はどうしてフグを食べて死なないのか」とし、日本ではフグの調理には、専門機関での研修や飲食店での実務経験を経たうえでようやく参加できる理論試験と技能試験に合格する必要があることを紹介。また「日本人は自国の料理人に命を預けられるほど信用している」という側面もあり、そこには日本の「匠の精神」が発展してきた理由も隠されていると論じている。

 確かに、日本人の「フグを食べる文化」は、修業を積んだ調理者の確かな腕前と、厳しく管理された制度、そして技術や管理制度に対する日本の消費者の信頼のもとに成り立っていると言える。そして、これらは、現在の中国における食の安全性を巡る問題点や課題と通じる点があるのだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF) 

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