中国人は日本のブランドが嫌いだ! 死んでも日本車など買わぬ! 中国メディアが「調査結果」発表
サーチナ

 「日本人の8割が中国に好感を持っていない」という調査結果に対する「報復」なのだろうか。中国共産党機関紙・人民日報系のタブロイド紙・環球時報の電子版である環球網が14日、「政治的かつ品質的な問題により、中国の消費者は日本のブランドが嫌いだ」とする記事を掲載した。

 記事は、環球網が先日実施した外国ブランドの好感度に対する調査において、「嫌いな外国自動車ブランド」がトヨタ、ホンダ、日産、三菱、スズキの日系5社が上位を独占したと紹介。また、多くのジャンルの「嫌いな外国ブランドワースト10」にいずれも日本ブランドが入っていると伝えた。一方で、欧米ブランドに対する好感度が高くなっているともしている。

 その理由について「著名な経済学者」が、「政治的な原因により多くの中国人が『死んでも日本ブランドの自動車を買わない』と思っている」、「日本ブランドはもはや質の高さを追求する象徴ではなくなった」、「欧米製品の品質が徐々に中国の消費者の信頼を勝ち得始めている」という3点を挙げて論じたことを併せて紹介した。

 記事が引用した調査結果の内容は同じく14日に環球網で紹介されている。総合的な「好きな外国ブランド」はアップル、メルセデス・ベンツ、BMW、フォルクスワーゲン、アウディと続き、日本勢ではキヤノンが9位に入っているのみだ。一方「嫌い」ではケンタッキー・フライド・チキンが1位、マクドナルドが2位で、味千ラーメン(4位)、トヨタ(6位)、ホンダ(7位)、吉野家(9位)と日本勢が4つランクインしている。

 このほか、中国人消費者の「日本ブランド嫌い」を示すものとして、日本通運が「最も嫌いな外資物流ブランド」、日本航空が「最も嫌いな外国航空キャリア」、日本興亜保険、三井住友が「嫌いな外資金融・保険ブランド」ワースト1・2などとなっている。また、「最も嫌いな外資デジタル電子製品ブランド」でも1位のアップル以下、ソニー、日立、パナソニック、東芝、三菱の日本勢が2-6位を占め、7位のサムスンを挟んで8位から10位も三洋、富士フイルム、シャープの日本ブランドが並んだ。

 これらのデータを真に受ければ、中国国内において自動車メーカーをはじめとする日本のブランドは相当消費者に嫌われているということになる。しかし、中国のネット上では「政治の問題と消費活動は別の問題」との声や、日本製品の質の高さを賞賛する文章が出続けている。しかも、種々の理由により消費額はピークを迎えつつあるもののまだまだ日本にやってきて「爆買い」する中国人観光客は少なくない。この状況について「著名な経済学者」はどう分析するのだろうか。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

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