『COBRA』(寺沢武一/KADOKAWA)
ダ・ヴィンチニュース

 左腕にサイコガンを持つ一匹狼の宇宙海賊・コブラの活躍を描く、寺沢武一(てらさわ ぶいち)のSF漫画『コブラ』。モナコのアニメ制作会社・Shibuya Productionsが2016年2月27日(土)、アニメ新シリーズのティザー動画を公開した。誕生から38年が経ち、日本はおろか、海外にもファンを持つ同作。新シリーズの動画に、世界中のファンが歓喜している。
 手塚治虫に師事し、手塚プロダクションの漫画部スタッフとして働いているときに「大地よ、蒼くなれ」が「手塚賞」佳作に入選した寺沢。その後、『週刊少年ジャンプ』で開始したのが、連載デビュー作でありながら人気を博した『コブラ』だ。

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 口の悪いアンドロイドと暮らす、平凡なサラリーマン・ジョンソンが、ふとしたきっかけで、自身が整形によって顔を変えた宇宙海賊・コブラであることを思い出し、幕を開ける『コブラ』。垂れ目、丸い鼻、笑みを浮かべた口元の葉巻、そして左腕に仕込んだサイコガンが特徴のコブラが、美しき女性型アーマロイド・レディと共に、愛機タートル号で宇宙を飛び回るスペース・オペラだ。

 累計3,000万部を突破している『コブラ』は、1982年にジェーン、ドミニク、キャサリンという三姉妹と出会い、クリスタルボーイと死闘を繰り広げる映画「スペースアドベンチャーコブラ」が公開され、同年TVアニメも放送された。また2008年、連載開始から30年が経ったことを記念し、新作アニメーションシリーズ「COBRA THE ANIMATION」の制作を開始。寺沢自らが監督や脚本などを務めたOVA第1弾「ザ・サイコガン」、寺沢監修でOVA第2弾「タイム・ドライブ」、さらにBS11デジタルでは新作TVシリーズが放送された。

 このたび、『コブラ』のアニメ新シリーズを手掛けるShibuya Productionsは、『鉄腕アトム』の海外リメイク版「ASTROBOY Reboot」や、ゲーム「シェンムーIII」などに携わってきたアニメ制作会社。公開されたアニメ「Cobra Return Of Joe Gillian」のティザー動画は、『コブラ』に登場する野球とアメリカンフットボールを融合した架空の球技、ラグ・ボールを題材にした作品になることを想像させるものとなっている。ちなみに、作中の「ラグ・ボール編」は、ジョー・ギリアンという選手に扮したコブラが活躍する物語。

 放送(公開?)時期など、諸々の詳細は明かにされていないが、ティザー動画を観たファンからは、「すげえ楽しみ」「ラグ・ボール編やるのか!」「ラグ・ボール回好きだわ」「正直これは観たい。『ゴルゴ』も『ルパン』もなんだかんだ楽しく観たし」「タイトルが『Return Of Joe Gillian』だから、ラグ・ボール編そのものじゃなくて後日談なのかな」「とにかくレディが見たいんだ俺は」などの声が上がっている。

 また、海外のファンからも「OMG!」「モナコの会社が作る『コブラ』がどうなるのか興味ある」「新しい映画三部作の幕開けであってほしい」「興奮としか表現できない」「わたしの思春期を彩った男が戻ってくる!」「こちらの体は温まってるぜ!」と歓喜している。

 いまはまだ、日本にやってくるのかどうかもわからない状況だが、続報を心待ちにしよう。


■『COBRA』12巻
著:寺沢武一
発売日:2006年6月23日
出版社:KADOKAWA

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