ゴールデンウィークも終わり、季節はからへ! 徐々に強まる日差しを感じて、心をワクワクさせる一方、「五月病」や「木の芽時(このめどき)」なんて言葉も使われるように、憂うつな気分になってしまうという人も少なくないはず。その理由をヨガは、自然界も人間も新陳代謝が急に活性化するため、心と体の深くに潜んでいる古い傷(感情の傷も含めて)が、表面に浮かび上がりやすいから、と言われています。そこで、連載第7回は、“胸のチャクラ”を活性化する伸ばしのポーズ(アナハタ・アーサナ)」をご紹介。なんとなくブルー調子のでない日は、ハートを開いて憂うつな気分を吹き飛ばしましょう!

■“チャクラ”を活性化する「伸ばしのポーズ」とは?

まるで、が伸びをしているような姿勢を作ることで、日々の緊からくる、肩や背、胸まわりのこわばりを解放していきます。また、このポーズは“チャクラ”という少々スピリチュアルヨガの側面に関連しています。このチャクラとは、体内にある「気(生気)」のコントロールセンターであり、要なものは7つ、頭頂から会陰部をつなぐ、背に沿った縦のラインに存在すると考えられています。それぞれのチャクラには働きの特性があり、心身のさまざまな器官と関係。ヨガを行うことでチャクラが活性化し、呼応する器官の働きを高めます。ここで紹介する「伸ばしのポーズ(アナハタ・アーサナ)」の「アナハタ」は、胸のん中(心臓の辺り)に位置する第4チャクラし、活性化して自他を受け入れることで調和を育み、“情・慈悲・喜び”など、幸せの感度が上がる心の土壌を作ります。

■「伸ばしのポーズ」手順

(1)四つん這いの姿勢で、両手のひらを床につける。腕の間隔は肩幅に。

(2)息を吐きながら両手を前方にすべらせ上体を伏せる、あごを床に。

(3)膝で床を押しながらお尻を高くり上げ、背中を大きく反らせる。

(4)肩のを抜き、胸の中心が緩んでいくのを感じる。(3~5呼吸キープ

【応用編:わきを伸ばすバージョン

左腕を前に伸ばし、右腕を内側に曲げ、ヒジの方向に顔を向けると、前に伸ばした腕のわきが心地よく伸びます。 5呼吸姿勢をキープしたら、反対側も同様に行いましょう。

ポーズの注意点

床に伏せる動作の時、上体が前に出すぎないように姿勢を注意しましょう。お尻下に膝が来る位置がベスト。あごが床に着かない場合は、おでこでもOKです。

■本日のレッスンまとめ

他人や自分へ情が足りない人、他人を信頼できない人、自分の未来希望を見いだせないという人も、難しいことは抜きにして、気持ちいい呼吸と一緒にパーッと胸を開くことからはじめましょう。五月病に悩んでいる人は、ヨガを借りて、ハッピーな心を取り戻してくださいね

(監修・執筆:村上子、撮影:masaco)

※次回更新5月22日(日)予定。お楽しみに!

五月病にサヨナラ! 憂うつな気分を吹き飛ばすヨガ「猫伸ばしのポーズ」