桜の起源はわが国だ! それなのになぜ中国人は日本で花見をしたがるのか=中国
サーチナ

 2016年春は多くの中国人旅行客が「花見」のために日本を訪れた。冬が終われば日本各地で美しい桜が咲くことになるが、17年もきっと多くの中国人が花見を目的に訪日することになるだろう。

 だが、中国メディアの今日頭条はこのほど、毎年多くの中国人が桜を観賞するため、「わざわざ」日本に出かけることについて、「納得がいかない」と主張する記事を掲載した。

 まず記事は、桜は日本人の誇りであり、富士山と同じように「日本人の勤勉さや勇敢さ、知恵の象徴」と見なされていると説明。また日本の桜は毎年非常に多くの中国人旅行客を引き寄せる存在でもあるとし、これは中国人が桜を「日本の花」だと認めているからだと主張した。

 一方で、日本でこそ桜を観賞することに意味があるという中国人の考え方は「絶対に間違っている」とし、その理由は「桜の起源は中国にあるからだ」と主張した。

 記事はこの主張の根拠について、「人民日報の報道によれば、桜は日本の国花と見なされているが、その起源は中国にある」と説明。さらに「日本の桜の原産は中国のヒマラヤ地方であり、その後次第に長江流域、西南地区、台湾へと伝わったものだ」と論じた。

 また、「これは日本の権威ある専門書、櫻大鑑の記載である」と紹介してから、「専門家による考証によれば、秦漢時代に桜の栽培はすでに宮廷の園林にて行われており、2000年以上の歴史がある」と引用。現代の中国人は桜を「日本の花」だと認めているようだが、桜はむしろ中国の花であるというのが正しい認識であると主張した。

 仮に桜の起源が記事の主張のとおりだとして、それでも日本で花見を楽しみたいと考える中国人が多く、実際にわざわざ日本まで訪れる中国人が多いのはなぜだろうか。それは、桜の美しさを理解し、桜の美しさを心の琴線に触れる方法で観賞できる場所こそ日本であるからに他ならない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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