(写真左から)「おいしいカスピ海 生乳たっぷり 400g」、「おいしいカスピ海 脂肪ゼロ 400g」
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食品メーカーの江崎グリコは2017年1月30日、ヨーグルト「おいしいカスピ海」シリーズを全国でリニューアル発売する。新たに乳性分を高めたミルクを使用することで、さらに濃厚な味わいとねっと~り濃い食感が楽しめる商品に進化した。同シリーズは「生乳たっぷり」タイプと「脂肪ゼロ」タイプの2種があり、どちらもクレモリス乳酸菌CHCC2907株を使用。内容量は400g。価格はオープン。

リニューアル発売した「おいしいカスピ海」のうち、「生乳たっぷり」タイプを編集部は一足早く入手。記者Iが味見を行った。

うたい文句どおりの濃密さ、口当たりもよし!

パッケージの栄養成分表示を読むと、リニューアル前の「おいしいカスピ海」は「原材料名:生乳」のみ。それに対して1月30日発売の新作は「原材料名:生乳、乳製品、(一部に乳成分を含む)」に変わっている。一定の風味、濃さ、味を保つために、クリームやバター、脱脂粉乳などの乳製品を配合しているのだろうか。100g当たりのカルシウムは110mg→162mg、たんぱく質は3.2g→4.6g、炭水化物は4.7g→6.6gにそれぞれアップ。

「おいしいカスピ海」新旧2種を用意してスプーンですくった。以前の商品はサクッとすくうことができ、形はそんなに崩れない。一方、リニューアル後の商品は、スプーンの下にとろ~っとヨーグルトがたれる。「ねっと~り濃い」というキャッチフレーズそのままだ。

新ヨーグルトをすくったスプーンを口に運び、口の中でなめ回す。第一印象は「密度が濃くて、口当たりがよい」。売れ筋のヨーグルトを口の中でなめ回すと水っぽさを感じる瞬間がある。栄養価は高いそうだが、決しておいしくはない。それに対して今度の「おいしいカスピ海」は、なんというかムラがなく、口当たりがよい。粒子が均一で一定だから良好な食感なのでは......と思われる。舌に吸い付くような粘り気があり、それでいてしつこくない。つるつると飲み込むことができた。

ほのかな生乳の香りが鼻に抜けた感覚もあった。記者Iの食べた「生乳たっぷり」タイプは、乳成分を高めたミルクだけでなく生乳を63%使用しており、コク深い乳の味わいを出すよう工夫しているそう。甘党の人も砂糖なしでぐいぐい食べられるのではないか。

「この濃さなら、水切りすることなくパンに塗れそう」。そこでレーズン&くるみパンを購入して試したところ――、これが相性ばっちり! ベーカリーの焼きたてと組み合わせることで、ヨーグルトのひんやりしたクリーミーさが際立つ。ハチミツやジャムを混ぜた上でパンに塗ってもいいかも。

次にチャレンジしたのは、乾物をヨーグルトで戻したメニュー。一人暮らしでほとんど料理をしない記者Iにとって、主婦向け簡単レシピすらハードルが高い。本を読んで「これなら失敗しようがない」と感じてチャレンジした材料は「切り干し大根」。寒風で天日乾燥した大根にはカリウムや食物繊維、鉄分などが含まれている。乾物とヨーグルトを蓋(ふた)付きの容器に入れて、よく絡ませた上で一晩置いた。約12時間後に蓋を開くと――、ピリッとした辛みとまろやかさが相まった一品の出来上がり。ミルキーな沢庵漬け(たくあんづけ)とでも言えばいいだろうか、酒のつまみにピッタリかも。

同じ要領で、今度はドライフルーツをヨーグルトで戻してみた。フルーツはほどよく柔らかくなり、一方でヨーグルトはクリームチーズのように変化。ちょっとした自家製スイーツみたい。もったりした食感はクセになりそう。

ところで「カスピ海」という名称のヨーグルトは、市販のものだけでなく自家製も普及している。レシピ通りに正しい手順で作れば問題はなさそうだが、雑菌の増殖には注意する必要があると聞く。温度の変化が肝心らしいが、エアコン以外に室内温度を測る道具がない家庭も少なくなく、記者Iはまさにそんなタイプ。料理をせず、性格もズボラな人間は、市販のヨーグルトの方が安心して摂取できそう。<J-CASTトレンド>

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