口すすぎすぎてない?歯科医師が教える「正しい歯磨き」の仕方
WooRis

毎日、当たり前のようにやっている歯磨き。ですが「なんとなく自己流でやっている」という人も多いのではないでしょうか。1日の中でいつ、何回ほど、どのような方法で磨けばいいのでしょうか? 今回は、富山県小矢部市・渡辺歯科医院の院長を務める歯学博士の渡辺智良先生にお話を聞いた『WooRis』の過去記事を振り返って、“正しい歯磨きの仕方”をお伝えします。

1:歯磨きの回数とタイミングは?

最初は歯磨きの回数とタイミングについて。1日1回の人、1日3回の人、朝やる人、夜やる人などさまざまかと思いますが、正解はどうなのでしょうか?

過去記事「ところで歯磨きは1日にいつ何回行うべきなのか?」の中で、渡辺先生は、正しい歯磨きの回数とタイミングは以下の通りだと答えています。

(1)1日に朝と夜の2回が下限。朝、昼、夜の3回が理想 (2)プラスして歯間ブラシやフロスを使った歯間掃除もブラッシングと同時に3回が理想

3回磨くのが理想的ですが、現実問題として、忙しくて磨けない場合は、虫歯菌や歯周病菌を抑え込む唾液が十分に出ている昼間の歯磨きをスキップする、という選択肢もあるそう。

逆にいえば、朝と夜は欠かさずに歯磨きをした方がいいということですね。

また、歯周病はほとんど歯間から始まるそうなので、歯間掃除もブラッシングと同じく3回が理想だといいます。

2:正しい歯の磨き方は?

回数やタイミングを守っても、歯磨きのやり方が雑では、せっかくの効果も半減してしまいます。正しい歯磨き方法とは、どのようなやり方になるのでしょうか?

過去記事「それじゃ歯垢は取れない?歯科医が語る“バイオフィルム”の実態」の中で、正しい歯磨きのしかたを渡辺先生に教えてもらっています。

(1)歯磨き粉を必ず使う (2)歯ブラシの毛先を、歯の表面に対して直角に当てる (3)1カ所につき10往復はこする

一般的なペースト状の歯磨き粉には細かい研磨剤が入っていて、そのザラザラで虫歯や歯周病の原因となる口腔内のバイオフィルムを破壊します。言い換えれば、歯ブラシだけの歯磨きでは破壊力が不十分ということです。

また、摩擦を大きくするためにも、毛先が歯の上で寝ないように、歯の表面に対して歯ブラシの毛先を直角に当てながら、1カ所につき10往復ゴシゴシと磨くといいそうです。

ただ、力を入れすぎると、歯並びなどの影響で歯茎の一部が他より薄くなっている部位がある場合、強いブラッシングによって、歯茎が下がってしまう場合もあるといいます。

力みがちな人は、過去記事「歯茎が下がってきたら要チェック!歯科医が教える“歯磨きテク”3つ」にも書かれている通り、横にゴシゴシ磨くのではなく、往復せずに下から上、下から上と片道1方向にブラシを動かすと負担がかかりすぎずに済むそうです。

3:歯を磨いた後の正しいすすぎ方は?

最後は歯を磨いた後のすすぎ方。なんとなく歯磨き粉の泡を飲み込んでは不健康な気がして、念入りに口をすすいでいる人は少なくないと思います。

しかし、過去記事「歯磨き後に水ですすぎ過ぎると“歯が丈夫にならない”と判明」の渡辺先生の話によると、1センチメートル分のフッ素入り歯磨き粉で磨いた後は、すすぎをおちょこ2杯程度で軽くするだけでOKとのことです。

その方が虫歯予防のためのフッ素が口の中に残り、歯の健康にはいいそうです。ただし、永久歯の完成していない子ども(7歳まで)の場合は十分にすすがせた方がよいそうですよ!

以上、正しい歯磨きの仕方をお伝えしましたが、いかがでしたか?

できている部分、できていなかった部分、いろいろあると思います。日々のオーラルケアに役立ててみてくださいね。

(ライター 坂本正敬)

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