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 さまざまなアニメキャラをボディに彩った"痛車"がサーキットに集結――。2012年5月13日、千葉県茂原市の茂原ツインサーキットで、痛車オンリーのサーキット走行会「第4回 茂原de痛車!」が開催された。140台を超える痛車が集まって大いに盛り上がったこのイベントには、ニコニコ動画からもニコニコカーが出陣。ドレスアップ部門の参加車両と共にパレードランで先頭を飾った。

・痛車オンリーのサーキット走行会「第4回 茂原de痛車!」に集結した痛車の写真を見る
http://news.nicovideo.jp/watch/np194161

 天候不順が続いていた関東地方だが、この日は晴天に恵まれた。コースの路面温度も急上昇。個性的なドレスアップを凝らした痛車が白煙を上げてドリフトし、ギリギリのインを突いてコーナーを攻める姿は迫力満点だ。

 アグレッシブに攻めるあまり、縁石でタイヤを跳ね上げることもあれば、土煙を上げてダートに突っ込むことも。中には勢い余ってスポンジバリアに接触する痛車もあった。見た目は萌え系でも、操るドライバーは真剣そのものだ。

 バックヤードでスタンバイするタイムアタック部門の参加車両を見ると、外見の派手さだけでなく、速く走るための改造にも力が入っている。ステアリングやシートはもちろん、サスペンションやエンジンのチューンナップ、車体の軽量化や剛性アップなど性能を追求している。もちろん、液晶ディスプレイや電飾で自己主張を忘れないのも痛車ならではのこだわりだろう。

 タイムを競うジムカーナや一般の走行会にもよく参加しているという痛車オーナーも多い。「最初は自分くらいしか痛車がいなくて浮いていたんですけど、この間は普通だった車が次はキャラのステッカー貼って来ていたりするんですよ。『お前もか!』みたいな」と笑うのは、トヨタ・セリカで参加した湾さん。

 「痛車の魅力は?」という質問をオーナーたちにぶつけたところ、ほぼ共通して「たくさんの人と知り合えること」と答えた。日産・パルサーで参加したYa-1さんは、「ソーシャルネットワークを通じて日本全国で5~60台の仲間がいます」と話す。彼は『とある魔法の禁書目録』『とある科学の超電磁砲』ファンによる痛車コミュニティ『とある仕様の痛車同盟』のメンバー。アニメやゲームだけではなく、車という共通の話題を持つことで仲間が広がることが、痛車という2次創作ジャンルならでは面白さのようだ。一方で、「目立つから」「好きなキャラをたくさんの人に見てもらいたい」という回答もあった。

 「茂原de痛車!」では、速さを競うタイムアタック部門だけではなく、美しさを競うドレスアップ部門も併設された。外装のみならず内装やオーディオ、電装など各オーナーのこだわりに溢れた痛車がズラリ。タイムアタック終了後にはニコニコカーの先導でサーキットをパレードランし、イベントに華を添えた。

 コスプレコンテストやDJブースなど様々なアトラクションも併せて行われ、来場した参加者とギャラリーは終始和気あいあいとし、楽しい一日となった。「茂原de痛車!」の次回開催は、今年12月2日の予定。痛車仲間を広げたい・痛車でスポーツ走行を楽しみたい方は、一度参加してみては?

◇関連サイト
・茂原ツインサーキット - 公式サイト
http://www.mobara-tc.com/
・痛車オンリーのサーキット走行会「第4回 茂原de痛車!」に集結した痛車の写真を見る
http://news.nicovideo.jp/watch/np194161

(KAVE)

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