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中国・重慶市内を走る鉄道の重慶軌道交通。現在は地下鉄路線2本(1&6号線)、モノレール路線2本(2&3号線)が運行しているが(※それ以外の路線は建設中。最終的には17号線まで拡大予定)、このたび欧米メディアが同モノレールを写真入りで紹介。海外のネットユーザーを虜にしている。

英紙デイリー・メールやメトロ、ミラーなどに取り上げられ、注目を集めたのは、重慶軌道交通2号線のLiziba駅。同駅の特徴は19階建てのビル内部を貫通するようにしてレールとプラットフォームが設置されており、まるでテーマパークのアトラクションに乗車しているかのようなワクワク気分を味わえる点だ。実際に乗車しなくてもビルに出入りする車両を眺めているだけでも十分楽しめるため、地元でもちょっとした人気スポットとなっている。

この画期的な構造の駅は、専門チームによって2年かけて設計されたそうで、ビル1階〜5階が店舗、9階〜19階が住宅になっており、中間の6階〜8階が鉄道関係の施設にあてがわれている。具体的には6階が駅ホール、7階が各種設備階、8階がプラットホームとなっており、モノレールがビルを通り抜ける距離は130メートルほど。ちなみに、2004年に開業したこの2号線は中国初のモノレールとしても知られ、日本では「重慶モノレール」と呼ばれている。

外国のネットユーザーはとにもかくにも“写真”に魅了されたようで、「素晴らしい電車の旅だわ」「ここから未来が始まる!」などと興奮。中には「不眠症に悩まされそう」など、その騒音を心配する声も出ているが、同駅には騒音や安全対策に特別な設備が設置されているとのこと。住民のクレームは特にないそうだ。

この駅は2005年の開業以来、中国でも話題を集めてきた場所だが、今回海外メディアが報道したことで再び中国でも盛り上がりを見せている様子。観光などで重慶を訪れる機会があれば、実際に乗車してみると良い経験となるかもしれない。
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