総務省管轄の公共放送局「NHK(日本放送協会)」。民間の放送局に比べて番組の改変ペースが緩やかで、子ども向け作品が大半を占めるためにさほど印象は強くありませんが、実はコアなファンも注目するほど質の高いアニメを長年にわたって提供していることで知られています。


1位 忍たま乱太郎
2位 おじゃる丸
3位 ふしぎの海のナディア
4位 火の鳥
5位 メジャー
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 そんなNHKアニメの中でも「これぞ名作!」と声を上げる人が多いのが、《忍たま乱太郎》です。今年4月で放送開始から20年目を迎えた長寿アニメで、昨年には実写映画も公開されて大いに話題を集めました。戦国時代の忍術を教える学校を舞台に、主人公の乱太郎が仲間たちと成長していく姿を描いた作品で、子どもの頃から見始めて、大人になった今でも楽しんでいるという人も多いのではないでしょうか。
 続いて人気が高かったのは、《忍たま乱太郎》に次ぐ長寿作品として1998年から放送が続けられている《おじゃる丸》です。1000年前の「妖精界」から現代にやってきた貴族の子・おじゃる丸が、居候先の小学生カズマやその家族、妖精界の仲間たちと楽しく暮らす日々を描いたコメディタッチの作品で、こちらも《忍たま乱太郎》同様に幅広い世代から支持されていることで知られています。
 この長寿アニメ2本に迫る人気を獲得したのは、『新世紀エヴァンゲリオン』でおなじみの庵野秀明が総監督、貞本義行がキャラクターデザインを担当した《ふしぎの海のナディア》でした。ジュール・ヴェルヌの名作小説『海底2万マイル』を原案とする本作は、子どもたちの冒険心を刺激するドラマチックなストーリーはもちろん、主人公の謎多き美少女ナディアと相棒の少年ジャン、ナディアが持つ宝石「ブルーウォーター」を狙うグランディス一味など、魅力的なキャラクターが多数登場し、名作中の名作と評価する人も少なくありません。初めて放送されたのは《忍たま乱太郎》や《おじゃる丸》よりもさらに前の1990年ですが、今年4月にデジタルリマスター版の放送が開始されるなど、その人気に衰えは見えません。

 このほかにも手塚治虫のコミックを原作とする《火の鳥》や、魔法少女アニメの金字塔《カードキャプターさくら》など、多数のアニメがランク・インしましたが、いずれも質の高さにおいて上位入りした作品に負けず劣らずのクオリティーであるのには本当に驚かされますよね。

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