調査会社のリサーチ・アンド・ディベロプメントは4月13日、禁煙意識についての調査結果を発表。若い人ほど喫煙者に対して寛容であることが明らかになった。

調査は2017年2月に首都圏在住の18~79歳の男女を対象に実施。1800人から回答を得た。

若者が寛容な一方で、60代非喫煙者の8割が全面禁煙に賛成

飲食店を含む公共の屋内で煙草を全面禁煙にすべきと答える人は全体で59%だった。20代では48%だったが、年代が上がるにつれて賛成する人の割合が増える。

また屋内全面禁煙に賛成する人は、喫煙者では17%に留まったが、非喫煙者では70%に上った。非喫煙者だけに絞ると、若年層の方が賛成する人の割合が少ない。20代の非喫煙者で全面禁煙に賛成する人は54%だった。一方で60代と70代の非喫煙者はそれぞれ81%、79%が賛成している。

これは若い人ほど煙草を吸うからではない。むしろ若い人ほど喫煙率は小さくなっている。2016年の20代の喫煙率は14%で、70代に次いで喫煙率が低い。それにもかかわらず、若い人ほど全面禁煙に賛成する人が少ないのは、多様な考え方に対して寛容であるからだ。

世の中の常識について、「もっと常識にとらわれず色々な考え方が認められるようになるべき」と「最近の世の中は物事の常識や節度が失われ過ぎているように思う」のどちらに賛同するか聞いたところ、「色々な考え方が認められるようになるべき」と回答した人の割合は20代で最も多く51%になった。70代では20%にすぎず、年代が上がるにつれて頭が固くなってしまうようだ。

またアイコスなどの加熱式タバコなら喫煙所で吸ってもよいと答えた人は全体で15%にすぎず、いずれの年代でも20%を下回った。電子タバコだからといって喫煙所以外では吸わないように気を付けたい。