キャリコネ

今の時代、報酬に見合わない仕事は減らしていくべきだ。今年の初め、僕はある編集部とトラブルになった。

原因は、原稿のちょっとした表現。先方は「こういう表現は一般的に使われていない」と言ってきたが、別にそんなことはないと思った。仮に僕の表現が適切でなかったとしても、だったらたった一文「こちらで適切な表現にしておいたんで、次回から気をつけてくれや」と言ってくれればいいだけのこと。

いちいちたった20文字程度の差異を「ここが違うから、もっとこうして、再度納品してください。納品の際には~」みたいなメールを寄越すわけだけど、それこそが無駄な労力ではないか。

なんでこいつは、いちいち僕だけじゃなく、自分にとっても無駄としか思えないタスクを増やすんだろう。ひょっとしてやることが常に10も20もないと仕事をしている気にならないんじゃないだろうかと、こう思ってしまったわけだ。その日のうちに僕は契約解除を申し入れて受理された。(文:松本ミゾレ)

上司はバイトと社員の区別もつかないのか?

これと似たような話が先日、「ガールズちゃんねる」でも話題となっている。「【割に】バイトだけど正社員並のことしてる人【合わない】」とトピックだ。トピ主の主張は、ざっとこのとおり。

「正社員の人からしてみれば私はフリーターで、甘えたことを言っているように聞こえるかもしれないんですが、正社員がいやだからバイトをしているというのに、業務がもはやバイトじゃなくて、上司もあまりにも厳しくてくじけそうです」

この人物自身はフリーターということだけど、正社員になりたくないからバイトのままいるのに、肝心の仕事の内容が正社員のものと被っていて、責任を課せられているということだろうか。

一方でその上司以外とは人間関係も上々。「上司はまだ当分異動にはならないそうです……」とも書き込んでいる辺り、よほどこの上司が苦手なようだ。上司と水が合わないというのはよくあることだけど、当事者にとってはなかなか面倒なものではある。

バイトの特性を理解していない職場は辞めた方がいい

今のご時世、バイトなのに色々と面倒な仕事を求められるって職場は多い。しかもバイトだから報酬は別に優遇もされない。

第一に、バイトと社員が混在している職場では、上司というか、その場を管轄している立場の人も、しっかりと両者の区別をつけていないとダメだ。表現がちょっと失礼かもしれないけどあえて書くが、バイトなんて会社からすれば、しょせんお客さんみたいなもの。長く定着してくれればよし、だけど大抵は数年でいなくなる。

そんな人たちに、社員並みの労力を要求するのは、お門違いだ。現にこの投稿者は、社員になりたくないからバイトをしていると書き込んでいる。そういうものなのだ。責任の付きまとう仕事は、社員がやればいいのであって、それをバイトに押し付けたって意味がない。

一方で僕は、このトピックを立てた人物にも思うところはある。上司と不仲だというが、単純に考えればただのフリーターと、その会社の上司。どっちが先に職場からいなくなるかなんて考えても、大抵は前者だ。そもそもバイトはそんなに責任も求められない立場なんだから、定着なんかせずにさっさと辞めてしまう方がいい。

バイトは社員より替えが利く人材なんだし、そのバイトの特性を理解していない社員がいる職場なんて、勤める意味はない。

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