キャリコネ

ジャストシステムは7月6日、「人工知能(AI)&ロボット月次定点調査(2017年6月度)」の結果を発表した。調査は6月23~26日、15~69歳の男女1000人を対象にネットリサーチ「Fastask」で実施した。

和食は人間に作ってもらいたい、ということ?

仕事の全て、または一部が「AI」や「ロボット」に置き換わると思う職業を聞くと、医療部門では「医療事務」(67.9%)が最も多かった。次いで「薬剤師」(61.5%)、「歯科助手」(53.8%)、「歯科技工士」(53.1%)となっている。

一方医療部門で置き換わってほしくない職業は「救急救命士」(52.1%)で、「医師」(48.8%)、「看護師」(46.7%)、「獣医師」(44.8%)と続く。

次に、飲食部門でどの仕事が「AI」「ロボット」に置き換わると思うかを聞くと、「栄養士」が63.5%と最多で、「フードコーディネーター」(54.9%)、「調理師」(49.5%)、「バリスタ」(48.4%)の順となっている。

同様に飲食部門で置き換わってほしくない職業を聞くと上位3位が「和菓子職人」(55.7%)、「板前」(55.3%)、「寿司職人」(55.2%)と、和食系の職種が占めた。ちなみに「シェフ」は54.4%となっており、和食と比較すると微妙に割合が低い。

「AIが自ら学習し、人間を敵とみなしてしまうかも」と心配する人も

AIの発達のより暮らしの利便性が向上されるかと聞くと、「とても期待している」「どちらかというと期待している」が54.5%。

またAIやロボットの発達が人材不足を「解消すると思う」「ある程度解消すると思う」と回答した人の合計は68%と、約7割が期待しているようだ。

しかしAIが利便性を高めることに寄与する一方で、リスクや不安を感じることもあるだろう。一番多かった心配事は「AIを悪用した犯罪が起こるのではないかと思う」(42.7%)。また「AIを採用してしまったがための『事故』が起こるのではないかと思う」(41.8%)も少なくない。

自由回答の中には「うまく活用できる人と使い慣れずに戸惑う人に分かれると思う」という声がある一方で、

「人間らしさ、道徳心がなくなっていく」
「コンピューターが自分で学習し人間を敵と考えることもあり得ると思う」

とAIを使うことに恐怖心を抱く声もあった。

また、世代別にみると、10代が最も多く「AIの発達によって、自分の仕事が奪われてしまうのではないかと思う」(46%)と約半数が感じている。今後就職するにあたって「ライバルがロボットになるのでは」と心配している人も少なくはないと考えられる。

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