巨大な人口と高い消費能力を持ち、計り知れないほどの潜在力を持つ中国人観光客を呼び込むべく、日本や韓国をはじめとする世界各国の観光業界が競争を繰り広げている。中国メディア・今日頭条は14日「日本と韓国の観光業争い 日本が韓国の弱点をつかんでいる」とする記事を掲載した。
 
 記事は「日本と韓国の関係が微妙であることはみんな知っているが、現在、争いは経済の命脈に関係する観光業にまで広がっている」と主張。そのうえで、数多くの世界遺産や著名観光スポットを持つ日本が、昨年2403万人もの外国人観光客を呼び込んだと紹介している。
 
 また「五輪開催を控えた日本は、現状に満足していない。今年はじめ、日本の国際協力機構(JICA)は、世界観光機構と協力覚書を結び、日本の観光品質標準制定を促して、公共・私営観光エリアのサービスレベルを高めるとともに、あらゆるステークホルダーを動員し、全力で文化観光プロジェクトを発展させていくことを示した」と、日本がなおも積極的に観光事業に取り組んでいることを伝えた。
 
 その一方で、韓国については「日本との観光客誘致争いで明らかに負けている」と指摘。日本の九州地方の観光当局関係者も、「韓国の弱点は文化や歴史の分野。この点では日本は容易に勝つことができる。われわれがすべきことは、街をきれいにするとともに、観光客に最高の体験をしてもらうことだ」と語ったとしている。

 そして「日本は先んじてディープな観光の開発を進めており、各国の観光客に、日本人の生活習慣や文化習慣を感じ取ってもらうよう奨励している」と説明した。
 
 以前、台湾メディアが「台湾人が韓国旅行より日本旅行を選ぶ理由の1つに、韓国は文化的な特色が不鮮明だからという点がある」と伝えた。ショピングやグルメだけが旅行の魅力ではない。現地を訪れないとできない文化的な体験も、旅行先を選ぶとても重要なポイントになるのだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:(C)mezairi/123RF)

日韓の観光競争は「韓国が明らかに負けている」・・・日本がつかんだ韓国の弱点とは?=中国メディア