○DeNA2−1ヤクルト●(17日、横浜)

 前半戦からの悪い流れを、断ち切るすべが見当たらない。47年ぶりの11連敗に、ヤクルトの真中監督は「明日はベストのゲームができるように」と話すのが精いっぱいだった。

 後半戦開幕を任され2年目の原樹は、シュート、スライダーでベース板の幅を広く使った投球がさえた。三回、筒香の打球が右足甲に当たり、内野安打で先制点を許す不運もあったが、その後も痛みをこらえてマウンドに立ち続け、6回2失点。「どうしても自分が(連敗を)止めるという思いが強かった」と、気迫のこもった投球を見せた。

 だが、その思いに打線が応えられない。DeNAの先発・今永の球威に押され、六回までは2安打を含めても、外野に打球が飛んだのはわずか4回。七回、坂口の中前打を足場に1死二、三塁とこの日最大の好機を迎えたが、代打・大松が力のない浅い中飛に。後続も相手の小刻みな継投の前に倒れ、反撃ムードはしぼんだ。三木ヘッドコーチは「思い切ってやってはいるが、つながらない現状がある」と声を落とす。

 九回、坂口のソロで一矢は報いたが、流れは変えられなかった。それでも、坂口は言う。「負けているからといって、誰も手を抜いてはいない。自分たちで乗り切っていくしかない」。長いトンネルからはい出るために、屈辱の中でもがき続けるしかない。【平本泰章】

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