今年2月、米フロリダ州で電子タバコの電池が爆発して負傷した男性の話が報じられたが、中国ではこのたび、電子ではない普通のタバコが突然爆発するという事故が起きた。タバコを吸っていた男性は指を切断する大けがを負うことになったという。

中国メディア浙江在線などによると、被害に遭ったのは浙江省金華市東陽市画水鎮呉宅村で暮らす69歳の呉さん。先日、呉さんは妻と一緒に買い物へ行く途中、タバコを取り出して火を点けたのだが、ふた口目のときに手にしていたタバコが突然爆発。指2本を切断するとともに、下唇にも4センチの傷を負ってしまった。

爆発したタバコは呉さんの妻が息子の家から持ち帰ったもので、銘柄は高級タバコの「中華」と伝えられているが、中国では高級品であればあるほど偽タバコが多く出回っており、今回爆発したタバコが本物の「中華」かどうかは不明だ。また、呉さんは普段、安物のタバコを吸っており、「中華」とはまったく縁がない生活だったという。

ただ、いろいろなモノが爆発する中国であっても、普通のタバコが爆発することは考えにくいため、現在は何者かによる陰謀説が浮上している。タバコの持ち主だった呉さんの息子は村の幹部を務めており、「誰かに恨まれた結果、爆発物を仕込まれたのでは」との見方が強まっているようだ。