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ビズリーチは8月10日、同社の提供する検索エンジン「スタンバイ」内のデータを元に、開発言語別平均年収ランキングを発表した。

調査は7月19日時点で同サービスに掲載されていた正社員の求人が対象に実施。なお、平均年収200万円未満、2000万円以上の求人と、100件未満の求人言語、「C++」「C#」などC言語派生系は対象外とした。

1位は米ツイッター社や米リンクトイン社で使われる「Scala」

1位は「Scala」の626万円だった。2003年にスイスで生まれたScalaは、オブジェクト指向言語と関数型言語の特徴を併せ持ち、高い生産性と堅牢性を実現できると言われており、アメリカツイッター社やリンクトイン社でも利用されている。インターネット企業を中心に今後普及が予想されているが、リリースでは「扱える人材が少ないことから年収が高い言語」と説明されている。

2位は、データ分析や機械学習などの分野で多く使われている「Python」で、平均年収は601万円。人工知能への注目が集まっていることもあり、需要が高まっているという。求人の分布幅を見ると最大値は1750万円で、1位の「Scala」の最大値1400万円を上回っている。平均年収では1位になれなかったが、「Scala」よりも稼げるチャンスが多くある言語のようだ。

3位は「Kotlin」の577万円。2011年に出来た新しい言語だが、今年5月にAndroidの開発言語として正式に追加されたこともあり、ニーズの高まりが予想されている。今後平均年収が上昇する可能性がある。

3位以下10位までは順に、4位「Swift」「Ruby」(562万円)、6位「Java」(552万円)、7位「Perl」(551万円)、8位「C言語」(538万円)、9位「JavaScript」(536万円)、10位「PHP」(522万円)と続いた。

「化石の言語」と揶揄されるCOBOLは11位と健闘

誕生から50年以上の歴史を持ち、「化石の言語」とも呼ばれるCOBOLは、トップ10にこそ入らなかったものの11位(509万円)だった。銀行や生命保険会社などの金融機関で未だ使われているためか、求人は絶えないようだ。

「Groovy」(平均680万円)や「Haskell」(平均670万円)、「Erlang」(平均604万円)、「LISP」(平均581万円)などは求人数が少なかったためランキングの算出対象外になったが、平均年収は上位の言語とほぼ同等だった。調査を実施したみんなのスタンバイはこれらの関数型言語について、

「モジュール化やバグの発生しにくいコーディングが可能とされ注目を集めていますが、学習難度が高いため、これらを扱えるプログラマーが少ないことから平均年収が高くなっていると考えられます」

と分析している。

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